天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

手当引下前駆け込み退職する埼玉県教員は年度末一斉退職制を悪用し4月から満額の共済年金受ける心卑しき人

2013-01-22 20:37:23 | 日記
今日の日記は、今日の読売新聞朝刊の社会面に掲載され、私が強く官民格差を痛感した『埼玉県 教員110人駆け込み退職 退職手当引き下げ直前に』の記事のことです。
以下に、その私がとても腹が立った新聞記事の一部抜粋を引用・掲載します。
『埼玉県職員の退職手当が2月から引き下げられるのを前に、3月末の定年退職を待たず今月末で「自己都合」により退職する公立学校教員が、県採用分で89人に上ることが21日、わかった。県費で退職手当が支払われるさいたま市採用の教員も、21人が同様の予定という。県教育局の担当者は「例年、定年退職者が年度途中で辞めることはほとんどない。異例の事態だ」としている。該当教員がいる学校では後任の確保の対応に追われている。・・・改正国家公務員退職手当法が昨年11月に成立し、総務省が自治体職員の退職手当引き下げを自治体に要請。埼玉県では県議会が昨年末に改正条例を可決し、2014年8月までに平均約400万円が段階的に引き下げられる。改正条例は2月1日から施行され、今年度の定年退職者は3月末まで勤務すると、平均約150万円の減額となるという。2月1日の施行について、県人事課は「速やかな実施が必要」と説明している。・・・』
この記事によると、教員の定年退職時期は、60歳になった月末に辞める民間企業と違い、年度末の3月末日に一斉に退職するようです。だから、60歳に到達しても、その年度が終了するまで、そのまま教員として勤めることが出来るのです。その仕組みは、辞める最後まで自らが教える子供たちの進学や卒業に影響のないように、強く配慮した定年制度だと考えられます。
だから、今回今月末で退職する教師たちは、60歳前の中途退職ではなく、全員60歳になってもその雇用を延長され、今年の4月(注:4月以降60歳になる民間人は61歳から報酬比例分のみ)から満額の共済年金を受け取れるとても恵まれた人たちです。
民間に比べて高額な退職金を是正する為、その支給金が減額される前に退職しかつ、給料が2か月分支給されなくても、4月からは一般より高い公務員の共済年金を直ぐに貰えるので、このとても計算高い教師共は、この一斉退職制度を悪用して、自己都合による中途退職を企てたのです。
この心卑しき現象を見て、”教師は聖職”などの言葉は、もう完全に”死語の世界”に陥っています。だから、教師の定年退職時期を、民間企業と同じように、60歳に到達した月末にすべきです。教える生徒への影響を考えて、新たに60歳になる年度には、学級担任等に任命しない仕組みにすれば、何ら支障は生じないです。
その為に、私は、地方自治体の悪しき仕組みの公務員就業規則を、各条例にて、是非改正して欲しいです。さらに、退職金の優遇給付(民間企業の多くは、その企業年金を勤め人の自己責任で運用する確定拠出年金に移行している)や高額賃金の官民格差を、私は速やかに是正して欲しいです。
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