今日の日記は、来月8日から訪問する香港が舞台になっている映画『慕情』(1955年製作ヘンリー・キング監督 ウィリアム・ホールデン ジェニファー・ジョーンズ主演)のことです。
私は旅行代理店の日程予定表を熟読して、香港の訪問先に香港島・淺水灣(チンソイワン)レパルスベイがあるのを、知りました。このレパルスベイはもう55年前の昔ですが、アメリカ映画『慕情』で紹介されて一躍有名になったリゾート地です。ですので、今回の香港旅行の事前参考資料として、この映画『慕情』をレンタル店から借りて、本日久しぶりにお茶の間鑑賞しています。
私はこの映画を、45年以上前にNTVで放送されていた日曜洋画劇場で、淀川長治さんの解説付きのテレビ初観賞をしています。そして、その後二、三度テレビで放映されているたびにも鑑賞しています。この映画は私の好きな恋愛映画の一つです。
このアメリカ映画の原題は『Love is Many Splendored Thing』です。その題名を日本公開の際に、『慕情』という日本語タイトルに変更しています。しかし、この日本題名は、当時流行していた二文字題名の『旅情』『哀愁』等の安易な影響を受けた悪しき改訳だったと、私は初鑑賞した当時から思っていました。
ましてや、この映画の原作本の著作名は、「A Many-Splendid Thing」です。この著作は、中国人とベルギー人の血を引くハン・スーイン女史の書いた自伝的な恋愛小説です。
ここに添付した映画の一シーンの写真は、ウィリアム・ホールデンとジェニファー・ジョーンズが初デートの後、ジェニファーの自宅まで送ってお互いに別れの挨拶をする二人です。その時の二人の会話を、以下に掲載します。
・ウィリアム『実は僕は結婚している』
・ジェニファー『知っていました』
・ウィリアム『それでも食事を?』
・ジェニファー『幸せな結婚なら危険はないし そうでなくても別に・・』
・ウィリアム『また会えるかな?』
・ジェニファー『・・いいえ・・』
・ウィリアム『会えるさ 来週水曜に電話する おやすみ スーイン』
・ジェニファー『(微笑んで)・・・』
これからの二人の運命を予感させる巧みな二人の会話です。これは、ヘンリー・キング監督が名匠ぶりを発揮した恋愛に発展する男女の素敵な導入シーンです。
私は旅行代理店の日程予定表を熟読して、香港の訪問先に香港島・淺水灣(チンソイワン)レパルスベイがあるのを、知りました。このレパルスベイはもう55年前の昔ですが、アメリカ映画『慕情』で紹介されて一躍有名になったリゾート地です。ですので、今回の香港旅行の事前参考資料として、この映画『慕情』をレンタル店から借りて、本日久しぶりにお茶の間鑑賞しています。
私はこの映画を、45年以上前にNTVで放送されていた日曜洋画劇場で、淀川長治さんの解説付きのテレビ初観賞をしています。そして、その後二、三度テレビで放映されているたびにも鑑賞しています。この映画は私の好きな恋愛映画の一つです。
このアメリカ映画の原題は『Love is Many Splendored Thing』です。その題名を日本公開の際に、『慕情』という日本語タイトルに変更しています。しかし、この日本題名は、当時流行していた二文字題名の『旅情』『哀愁』等の安易な影響を受けた悪しき改訳だったと、私は初鑑賞した当時から思っていました。
ましてや、この映画の原作本の著作名は、「A Many-Splendid Thing」です。この著作は、中国人とベルギー人の血を引くハン・スーイン女史の書いた自伝的な恋愛小説です。
ここに添付した映画の一シーンの写真は、ウィリアム・ホールデンとジェニファー・ジョーンズが初デートの後、ジェニファーの自宅まで送ってお互いに別れの挨拶をする二人です。その時の二人の会話を、以下に掲載します。
・ウィリアム『実は僕は結婚している』
・ジェニファー『知っていました』
・ウィリアム『それでも食事を?』
・ジェニファー『幸せな結婚なら危険はないし そうでなくても別に・・』
・ウィリアム『また会えるかな?』
・ジェニファー『・・いいえ・・』
・ウィリアム『会えるさ 来週水曜に電話する おやすみ スーイン』
・ジェニファー『(微笑んで)・・・』
これからの二人の運命を予感させる巧みな二人の会話です。これは、ヘンリー・キング監督が名匠ぶりを発揮した恋愛に発展する男女の素敵な導入シーンです。