天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『慕情』ジェニファージョーンズはウィリアムホールデンに「私は混血で会えば害になる」卑下し自己紹介

2010-07-25 14:09:03 | 日記
今日の続編日記は、映画『慕情』(1955年製作ヘンリー・キング監督 ウィリアム・ホールデン ジェニファー・ジョーンズ主演)のことです。
この映画は、1949年イギリス統治領の香港で、新聞社従軍記者のウィリアム・ホールデンと中国人とイギリス人の混血児で女医のジェニファー・ジョーンズの悲しい恋愛劇を描いています。
二人は二回目のデートで、香港島・淺水灣(チンソイワン)レパルスベイに海水浴に出かけます。その二人がその浜辺で会話するシーン(注:映画はカラーです。掲載した写真はなぜか?白黒)を添付しました。そして、その時のとても世相を反映する二人の会話を、以下に掲載します。
・ジェニファー『私と会いすぎるのはよくないわ 害になるわ』
・ウィリアム『なぜ?』
・ジェニファー『私は混血よ そう聞いただけでふしだらと思う人もいるわ 考えもせず ただそう感じてしまう』
・ウィリアム『愚かな連中だ!』
・ジェニファー『私は誇りに持っている 両方の人達のいい所を併せ持っている 私自身がその答えになる』
・ウィリアム『いろいろな意味で 君は僕の答えだ!』
とても時代を感じさせる二人の会話です。現在では「混血」というマイナスイメージがもう払拭されたグローバルな世界になりました。でも、とてもグローバルな世界になっても、男女の関係だけは、お互いに真摯な思いやりが必要です。この映画で恋に陥った二人の会話が、それを証明しています。
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