天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

次回開催皇位安定継承有識者会議意見聴取に人間は最初から死ぬべき存在とす古事記の泰斗・三浦佑之氏熱望す

2021-03-24 11:16:15 | 日記
今日の日記は、昨日の続編関連投稿です。昨日の夕方に、第一回目の皇位安定継承の有識者会議が実施されました。添付した写真は、その6名のメンバー表です。その会議終了後に、「4月8日次回開催時には、2017年に報告をまとめた「天皇退位の有識者会議」が行ったヒアリング対象者から選んで、改めて意見を聞く。」と報道されていました。やはり、この専門外のメンバー6名だけで、皇位安定継承の大問題を議論できるわけもなく、至極当然の処置だと、私は今得心しています。
そして、その意見聴取する有識者に、私が昨日皆さんに紹介した千葉大学名誉教授の三浦佑之氏(天皇家の成り立ちを日本最初の古文書「古事記」の研究家)を是非とも加えてほしいと、今強く思っています。以下に、私が昨日読んで、強く共感した神話的な天孫降臨・天皇家のルーツの一部を抜粋・引用掲載します。
『アマテラスの子孫・ニニギはたくさんのお伴を従えて、筑紫の日向の高千穂の嶺に降りてきます。地上で生活を始めたニニギは、山の神オオヤマツミの娘コノハナノサクヒメに出逢って求婚します。父はたいそう喜び、姉イハナガヒメも副えて嫁がせるのですが、ニニギは、醜いイハナガヒメを恐れて親許に送り返します。ふたりの名前からわかるように、木の花(桜の花)の咲くように美しい女神と、岩石のように醜い女神は、短命と永遠とを象徴する存在でした。ニニギはそのことには気づかず、木の花を受け入れ岩石を棄てます。すると、姉娘を返された父オオヤマツミは、ひどく恥じて呪詛したため、「今に至るまで天皇命等の御命」は長くなくなってしまったと、古事記は語ります。高天の原から降りてきた神の子は、永遠の命をもつと考えられていたからです。それに対して、普通の人間である私たち青人草は、草の命をもつ存在として地上に現れたわけで、最初から死ぬべきものだという認識が、古事記には強固に存在します。地上はあくまでもモータルな(死すべき)世界だからです。ここで語られているのは、地上に降りてきた天皇家の祖先神である「天つ神」の人間宣言だったのです。』
このように、1700年以上前から、日本国を一つに強くまとめてきた天皇家(男子系統による)の皇位を、安定的に継承する為には、「温故知新」の精神に則り、人間は間違いなく死ぬことを1300年前に記録化した先人たちの功績をよく知る必要があると、私は思います。それを詳細に今回の有識者会議メンバー語ってくれるのは、三浦佑之千葉大学名誉教授だと、私は今確信しています。
だから、メンバー座長である清家篤元慶応義塾大学塾長に、三浦佑之氏(古事記研究の泰斗)をその意見聴取者に是非とも加えて欲しいと、私は今強く願っています。
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