天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『セックス・アンド・ザ・シティ』サマンサは恋人とのすれ違いに悩み寂しさ故食と犬に安らぎを求める

2010-06-10 22:02:24 | 日記
今日の日記は、映画『セックス・アンド・ザ・シティ』(アメリカ2008年製作:マイケル・パトリック・キング監督・脚本 サラ・ジェシカ・パーカー キム・キャトラル クリスティン・デイヴィス シンシア・ニクソン主演)のキム・キャトラルが演じたサマンサとその愛犬(ヨークシャー・テリア)ジジェットのことです。
仲良し4人で出かけたメキシコ旅行の時、ミランダの下着姿に苦言を呈したサマンサの容姿は、ここに添付した写真のように完璧でした。しかし、愛情と世話を必要とする哀れなひとりぼっちのジジェットを飼い始めた頃から、若い恋人とのすれ違いに悩み出します。そして、サマンサは、約束した二人だけのパーティに3時間も遅れて帰宅した恋人に、自分が彼のために料理した寿司を投げつけます。その彼女をじっとそばで見上げるジジェットに、サマンサは『バカみたい』と話しかけています。
そのサマンサは、キャリーの部屋の模様替えお披露目パーティで、久しぶりに皆と再会します。その時訪れたサマンサの姿を見て、3人はとても驚きます。サマンサには、新しい”お荷物”が増えていたからです。ひとつはバックの中の愛犬・ジジェット、もうひとつはサマンサ自身のおなかの肉です。声も出ない3人に、サマンサは、
『犬を飼うなんて意外でしょ?』
と今の自分の境遇を、皆に説明します。そして、ウエストがきつ過ぎるパンツと腕がきついトップスを着て、そのパンツとトップスの間からおなかのぜい肉がはみ出し露出しているサマンサに、キャリーは皮肉を込めて
『お肉の意見は?』
と質問します。それに対して、サマンサは自ら浮気をしないように、食べることに夢中になるしかなかったと皆に弁解します。そして、この6ヶ月間幸せを感じたことはなかったと正直な気持ちを吐露しています。このように、サマンサは、寂しさ故に「食とペット犬」に自らの安らぎを求めたのです。
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