インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

仙道の本も読んでみる。

2011-03-21 06:43:53 | 思想・宗教
 週末実家に帰ると、ストーブも要らなくなり、梅も咲いており、春の雰囲気を感じた。スピリチュアル関係?の書物を集めるコレクションをしているせいか、田舎の部屋にはぎっちりと本があり、岡本天明の日月神示(『ノウイング』&岡本天明)やら予言な書物をぱらぱらめくり、日本列島はやばいのではないかと思わされた。

 ある本には「放射性物質が大地にばら撒かれると、地球の浄化作用が働き、火山の噴火が起こる」なんて不気味なことが書かれてあるし、最強占い師オニ三郎は火の雨が降ると予言しているから、三千年に一度の大洗濯が行われるのか。

 2012年も近づいているし、もう少し修行?をしなければいかんかと、この辺最大の大型書店へ行きカスタネダの本を探したが、そんなものを探す輩はこの辺にはいないためか、全くない(広島市内へ行けば少しはあるかも)。な本がたくさん並んでいるコーナーがあり、別のカスタネダに固執する必要もないのではと物色していると、仙道の分厚い本を発見した。調べてみると、「カスタネダが書いたのではないか?」と思われる個所も多いほど、酷似しているところも多く、値段は高かったが(3500円!)思い切って買ってしまった。

現代仙道百科―心身改革の秘法体系 白揚社

 なんかいろんな行法が書かれており、タオな呪術の実践である。修行する上での日常生活の注意事項やら、細かく体系的に書かれており、これはカスタネダ『呪術の実践』より、実践的である。古代メキシコの呪術師の世界では、「宇宙を流れるエネルギーを見る」わけであるが、古代中国の呪術師の世界では(エネルギー=気)、さらに「人体を流れる気を見る」わけで、それを鍛錬し、気力を充実させ、何にもない空っぽな人間、タオの境地へと至るのか。

 この本によると、こんなブログをグダグダ書いていればエネルギーが流出するのでよくなく(少なく考え、少なく食べ、少なくしゃべる)、この辺でやめようと思うのであった。