インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

GOODSONGを歌う夢を見た

2011-03-18 04:40:17 | 潜在意識の世界
今朝も寒く、被災地はもう地獄であろう。(体を寄せ合っても)寝られないはずで、早く「風呂に入ってぐっすり寝る」ことをしないと(栄養ある食事も)病気になって当然か。

 『癒しの風』のアドバイスのように、淡々と眺めることができない。どうしても感情が入ってしまい、目を閉じれば「助けてください」悲痛な叫びが聞こえる。涙も枯れ果て、絶望で覆われ、「一体どうすれば…」という思いか。

 そういえば、さっき夢を見た。アニメソング・グランプリみたいな歌のコンクールで10年に一度か何かの賞を獲ったのである。「これは素人ではない」と絶賛されたわけで(夢で)、しかし現実、本人にそんな願望があるわけもなく、何であんな夢を見たのだろうかと、考える。

 こういう時こそ、音楽の力が必要なのか(?)。感情を鎮めるために、川のせせらぎとかイルカやクジラの音、癒しのCDが流れればいいのだが、電源もCDもないだろうし、逆に子供の泣き声やら聞こえるか。いや、歌う代わりに「何か書け」ということなのか。10年に一度の凄い文章を(自分にとって、だろう)。

 それにしても原発は制御できず(関東で停電)、株価も下落し、為替も1ドル76円まで上昇する。ただでさえ不況で、被災者でなくとも、苦しんでいる人は大勢いるはず。

 カスタネダの本に、「人間は意思決定する能力を持ってなくて、それが故に社会秩序をつくり出した」というのがある。「決定の中心」の回復をすれば、悩むことなく、物事がスムーズに決定できるらしい。それを維持するために、禅僧のように「内的沈黙」に励み、己の解釈系統を遮断するわけである。つまり、こうやってぐだぐだ文章を書いているから、「何一つ大事なことが見えてこない」のである。

 すべての癒しの根源は、自分の中、自分の意識にあると思われる。被災地とかものすごく寒い中に置かれているわけで、ああいう限界状況に置かれれば、感情の炎も消え、物凄く冷静になれる場合もあるのではないか。言語を絶したレベルで物事を判断できるわけである。潜在能力が発揮されている方々も多いのでは。

 人間、「苦しい!」と感情を入れれば余計苦しいわけであって、逆に力を抜けば、かなり楽になるものである。古代メキシコの呪術師たちが到達したレベルがどんなものか、未だよくわからないが、かなり力を抜き、冷めていた状態であったには違いない。肉体で世界を見ているのではなく、もうひとりの自分の体、エネルギー体(アストラル体か?)で宇宙からのエネルギーを見ているわけである。

 感情的であるということは、肉体に固執するということであり、それで苦しみを深めてしまう。「より冷静に、より無感動に」なるしかないのではないか。

 感情のこもった歌の中に、感情をリリースさせ、消してしまうような、不思議な個所があれば。新しい感覚が世界を変えるのかもしれない。