インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

大津波の報道

2011-03-11 19:41:41 | 苦しみを分かち合う
今週は田舎に戻らず、レオパで過ごすことにし、テレビをつけると、津波で車や漁船、家までがオモチャのように流されている映像が流れていた。宮城や岩手など、不況で経済環境が悪い中頑張っている人々の、家や車を奪われたことを想像すると、いたたまれない。命だけは無事であっていただきたい。命さえあれば再び再起できるのだから。

 それにしても、九州では霧島の新燃岳が爆発するし、東北は地震や津波が襲うし、自然災害が続けざまに勃発している。ラビバトラについて書いていたころ、易姓革命 天子の交代?とか記事があるが、これは「民主党は終了すべきだ」というメッセージなのか。あまりに景気がかんばしくないので、知人も「管直人も口ばかりだ」と責任を追及している(年商8億の商売をしていたと豪語するが、今は…)。

 たまたま偶然なのか。驚くべき映像が流れている。宮城・名取川付近の津波を見ると、人間がせっせと作り上げ建造物を一気に洗い流しているようだ。クジラが小魚を食べるように、巨大な力が小さな命を飲み込んでいるようにも思える。やはり如何に人間が科学技術を進歩させようと、大自然の前にはちっぽけな存在にすぎないのだ。

 今回の津波は、我々日本人の潜在意識にしっかりと刻み込まれ、何かを変えるのかもしれない。

 山が噴火し、大地が揺れ、津波が押し寄せる。「降ればどしゃ降り」というが、一気に襲ってくるのか。

インセプション

2011-03-11 06:47:47 | 映画や小説、テレビなど
 有名俳優(キアヌリーブス、デカプリオ、渡辺謙など)が出てくる映画で、夢の中の夢とか、夢の中の夢の中の夢とか、何がなんだかよくわからない、奥が深そうな映画であった。要は、ターゲット(大企業の息子)の潜在意識を変え、現実を変えさせる、というものである。

 夢の中にもルールがあり、現実の一分は、夢の中では一時間くらい?長く、さらに夢の夢ではもっと長くなる。夢の中で死んだら現実に戻るが、薬とか飲んだりした?夢の中では「虚無」に陥る。ターゲットを連れ込む夢を創作できる。

 夢を共有し、「他人の夢の中に入る」わけであるが、これは何かカスタネダの夢見の世界を髣髴させ、たぶん、実際、この映画はそこからヒントを得て創作されたのではないか?? 

 映画について書いた手帳を見るに何か仙人?のような男が登場し、「彼らは目覚めに来ている。彼らにとっては夢こそが現実である」というフレーズがある。人間は意識の生き物であるから、夢こそが純粋に意識であり、リアルである。

 目の前の現実は、確実に自分自身の潜在意識が作り出しているわけで、それ以外の何ものでもない。ということは、潜在意識を変えれば、現実が変わるわけであるが、映画にあるように、潜在意識を守ろうとするような勢力が、自分の中に、深く、強力に根付いている。

 現実の戦いは、潜在意識の戦い、であり、われわれ人間は、実際に夢の中でドンパチをやっているのかもしれない。そして大概、潜在意識は守られ、それが無意識に出て、目の前の現実が現れるわけか。

 カスタネダの呪術の実践は、その潜在意識を変えようとする試みなのかもしれない。