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『パディントン』 字幕

2016-01-15 20:49:03 | 映画(は行)
              家を捜しにロンドンへやってきたのは、紳士すぎるクマだった!



『パディントン』


解説等はこちら





どうしても字幕版で観たくて、中途半端な時間ででしたが~どうにか字幕で鑑賞。
面白かった~~~。

最初に探検家さんがパディントンのおじさんであるパストゥーソと出会うシーンから描かれているので、とっても分かりやすい。
でも、地震はやっぱり怖い・・・おじさんが・・・涙。
さっき知ったけど~パストゥーソの声ってマイケル・ガンボンだったんだ!?知らなかったわ~~~。分からなかったわ~~~。

イギリスに憧れるおじさんに育てられたパディントンは正統派英国紳士。
きちんとした挨拶も出来るし、礼儀正しい・・・ただ使い方が分からなかったりして混乱を巻き起こしたりするけど、憎めない。声はベン・ウィショー。
彼の声ってこんなだっけ?ちょっと変えてたよね・・・

キャスティングはみんな合ってたと思うけど~やっぱり博物館の剥製師ミリセント、ニコール・キッドマン最高!
あの方美しすぎるが故に(笑)こういう悪役似合うよね♪
執拗にパディントンを狙うのにも理由があって、そこなんとなく分かるから~彼女自身もご自分の子供さんにも堂々と観せられると思います。
予告編観てた時から、ちょっと『ライラの冒険』を思い出してしまったけど~~。そういえば予告でいつも流れてた「あの珍しいクマを捕まえるわ!」って台詞がなかったような?


登場人物がみんな何気に緩くて~
衛兵さんが帽子の中に水筒や食料入れてるとこ、実際そうなのかと思った~(笑)
骨董屋さんのお茶運び列車も面白かったし・・・

冒険物語の挿絵画家のブラウン夫人がヒーローの顔を描けずに悩んでたのにパパがカッコいいことしたら、パッとその顔になっちゃうとことか笑った~。
しかもブラウンさん、昔は超ワイルドっていう設定にも笑った!

匿名電話をかけてもすぐにバレちゃうご近所カリーさんとか
刑の言い渡しで「それだけは嫌~~やめて~~!」ってどんなに酷い刑かと思ったら、動物園奉仕・・・イタズラするのが危機一髪助かったお猿さんっていうのも可笑しかった。

そうそう、パディントンがトムちんばりのアクション(あれはオマージュか?)見せてくれたのもびっくりぽんです!

ルーシーおばさんが暮らしてる、老グマホームも居心地がよさそうで一安心・・・

全体的に緩さ満載で~温かい気持ちになること間違いなし!本当に必要なのは“家”じゃなくて“家族”
みんなの気持ちがひとつに纏まってゆくのにじ~~ん。

マーマレードも美味しそうでした♪
あんな屋根裏部屋に住んでみたいな。

要所要所に出てくる楽隊の歌も面白かったね。最後の歌には「中国人~インド人~アメリカ人~」と出てきて・・・ん?と思ったら「カワイイ日本人~」って。ラストは日本人って歌ってくれたよ~。
ちょっと喜んでしまった。
そういえば吹替版ではAIの歌が流れたのかな?
字幕では流れなかった。
万人にオススメ出来る作品~


マリー的お気に入り度 ・・・★8個半以上~(クマが喋っても誰も驚かないのが自然すぎて笑った・・・)