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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』 2D字幕

2011-07-17 14:57:02 | 映画(は行)

                        これが、最後。



2001年 『ハリー・ポッターと賢者の石』
2002年 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
2004年 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
2005年 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
2007年 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
2009年 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
2010年 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
2011年 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』




『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』

監督・・・デヴィッド・イェーツ
原作・・・J・K・ローリング
出演・・・ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ヘレナ・ボナム=カーター、ロビー・コルトレーン、トム・フェルトン、レイフ・ファインズ、ブレンダン・グリーソン
リチャード・グリフィス、ジョン・ハート、ジェイソン・アイザックス、ヘレン・マックロリー、ミランダ・リチャードソン、アラン・リックマン、マギー・スミス、ティモシー・スポール
イメルダ・スタウントン、デヴィッド・シューリス、ジュリー・ウォルターズ、ボニー・ライト 他

 【解説】

J・K・ローリング原作のベストセラー・ファンタジー小説を映画化し、世界的大ヒットを飛ばした映画版最終章。主人公ハリーと宿敵ヴォルデモート卿の本格的決戦により、魔法界全体を二分する戦いの火ぶたが切って落とされる。
前作同様監督はデヴィッド・イェーツが務め、今回も主演のダニエル・ラドクリフをはじめおなじみのキャストが集結。フィナーレへと向けたハリー最後の冒険を描く、シリーズ初の試みとなる全編3D映像は見逃せない。

 【STORY】

慣れ親しんだホグワーツを飛び出し、ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)と死喰い人たちの追撃から逃れつつ、3つ目の分霊箱を破壊したハリー(ダニエル・ラドクリフ)、ロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)。
そんな彼らを助けて命を落としたドビーへ報いるべく、3人は4つ目の分霊箱が隠された地下銀行・グリンゴッツに潜入する。だが、難攻不落の銀行を守るゴブリンたちに見つかり、ハリーたちは地下奥深くへ追い詰められていく・・・





何から書けばよいかなぁ・・・
そんなに熱烈なファンでもないけれど、、、『賢者の石』から、ずっと子供と一緒に見守って来ました。

『賢者の石』当時、長男はダニエルくんと同年代(一つ下)、ムスメはエマと同年代(一つ下)、チビは5歳になったばかり・・・3人ともすぐにファンになって~
特にチビはすぐにビデオを買って(今はDVDだけど)何度も何度も観ていた。
新しい作品が公開される度に、公開日に必ず行ってました・・・

そして10年・・・ついに最終章。
ムスメはバイトで行けなかったので、超が付くくらい多忙な息子2人と時間をやり繰りして鑑賞~~~。


はぁ~~終わった・・・
すぐに立ち上がれなかったなぁ。

どんな終わり方をするのか情報は入れずにいたから、そっか~そうきたのね。。。ハリー、良かったね!そんなカンジ。

満員の観客、待ちわびていた、外国人の方も多くて~いろんな場所で大きな笑い声が起きたり
最後には拍手が・・・こういう雰囲気もいいな。




今回ネタばれになります~
未見の方はご注意を・・・




近年の作品はダークにダークになっていたので
以前のように何度も映画館へ足を運ばなくなっていて・・・そんなに好きじゃなかった『不死鳥の騎士団』あたりからは
DVDも購入してなくて(汗)
考えてみたらこの作品からデヴィッド・イェーツ監督なんですね。この時はイマイチだったなぁ~~。(今はしっくりしてます)
内容も忘れがち。

前回の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』も、よく分からないことがあって~PART2観始めてからも、頭の中に「?」が浮かんだり・・・


結局、分霊箱の一つがハリー自身だったけれど・・・

本当はそれを破壊したら死んじゃうってことだけど・・・

『炎のゴブレット』の時に3つのアイテムでヴォルデモートが復活した時、ハリーの血が使われたことで
ヴォルデモートの分霊箱としてのハリーをもまた取り込んでしまった。

だからハリーを倒す=ヴォルデモート自身も倒す・・・そういうことでいいのかな???(ややこしい)
ハリーは母親リリーの防御呪文で守られているんだし。


これほどまでの複雑なストーリーを、映画として、みんなが(子供にも)納得するようにきちんと描いてるとこは本当に素晴らしいですよね。
最終章だけは2つに分かれてしまったけど
それでも全ての謎を解き明かすには時間が足りないのでは?との心配も無用~ちゃんと納得できる完成度でした。


それにしても謎めいたスネイプ先生の過去を、彼亡き後ハリーが「憂いの篩」で知った時・・・
泣けた~~~。

今までの裏切り者、悪人としての顔は全て彼の“命がけの愛”の為だったなんて・・・。

ヴォルデモートがハリーを倒し、死を確認させたドラコの母も“子供への愛”ゆえ、ハリーが生きていることをヴォルデモートに隠した。

ロンの母がベラトリックス・レストレンジをやっつけられたのも、愛する子供たちを守る為だろうし(ロン・ママがあんなに強いなんて!びっくりでした!!)


登場するみんなが“誰かの愛”の為に戦っていた。
大切な人を守るために。

人間界も魔法界も根底にあるものは同じ。“愛”なのかな~と最終章を観て思ったな。



今回の戦いで、たくさんの人が命を落としたし・・・哀しいことも多かったけど

小さな頃から虐げられ、孤独な少年時代を過ごしてきたハリーが多くの愛に支えられ幸せになれたのが嬉しかった~♪

19年後・・・って?これ必要?と最初思ったけど
幸福な彼を見れたから、やっぱりよかったって思う。
(大人になったダニエルくんの姿が映った時、場内クスクスという笑いでざわめいたけど・・・苦笑)


私個人としては~ここまでやったなら、ラストにおまけシーンとして

緊張して椅子に座ったアルバス・セブルス・ポッター・・・
そして~組分け帽子が「グリフィンド~ル!!」って叫んでおしまい!ってして欲しかったな。



今回役者さんのことは書きません~

ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン この3人がハリー、ロン、ハーマイオニーとして
演じ続けてくれたこと、一緒に成長してくれたこと
こんなに素敵なこと、きっともうないと思うから・・・


みんな、この役はこの方じゃないと!っていう人ばかりで~他には考えられない。

シリウス(ゲイリー)が出てきたシーン・・感動したし、ハリーの覚悟にも泣けたし・・・

野戦病院みたいになったシーンで、カメオ出演みたいに懐かしい顔が見えましたよね。
それも嬉しかった・・・

だからこそ、ドラコの取り巻きの一人が捕まって出演出来なくなったことが惜しい。(取り巻きが代わってた)せっかく与えられた幸せを・・・馬鹿だなぁ。


そうそう、こんなにダークでも笑えるシーンもありました。

ポリジュースでベラトリックスに変身したハーマイオニーの歩き方とか(これって、ヘレナ・ボナム=カーターが上手いってことよね~)

マクゴナガル先生が凄い戦いを前に「一度言ってみたかった」って呪文を言うとことか・・・

あのネビルが今回も大活躍!



時間がなくても、絶対にもう1回観に行きます!


そういえば・・・この作品3Dだったんだ!!
はなから3D観るつもりなくて、あるってこと忘れてました・・・

以前からのハリポタファンは、ほとんどの方が2D鑑賞してるという統計が出てました。
3Dの意味を考え直した方がよいのでは???



ついにチビからお達しが・・・
「持っていないDVD早く全部買って!」とのこと・・・はい、わかりましたぁ~


マリー的お気に入り度 ・・・ ★10個 (長いシリーズの最終章として、大満足なので)