田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

「さっぽろラウンドウォーク」を巡ろう!

2024-01-28 18:50:27 | 講演・講義・フォーラム等
 NPO法人「ウォークラボ札幌」では数年かけて札幌市をぐるっと取り巻くトレイルコースの設定を企画していたが、昨年そのコースを決定し詳細なマップを作成した。そのコース約140kmだという。このコースをぜひ巡ってみたいと思った。

※ 今回のセミナーで配布された4分割された「さっぽろラウンドウォーク」のマップです。

 1月26日(金)午後、北大百年記念会館においてNPO法人「ウォークラボ札幌」が主催する「観光×まちづくりセミナー」が開催され参加した。
 セミナー名が示すように「ウォークラボ札幌」は単に長距離のトレイルコースを設定することが目的ではなく、コースを設定することによって札幌における「歩く滞在交流型観光の新展開」を目ざすことが目的なのである。
 ところがコースは設定したものの、それが交流滞在型観光に必ずしも結び付いていない現状があり、そこをどう打開していくか?というのがセミナーのねらいであった。セミナーは兵庫県にある芸術文化観光専門職大学の高橋伸佳准教授の基調講演、札幌市内外の関係者によるパネルディスカッションで構成されていた。
 本日のレポはそのセミナーの内容を伝えるのが趣旨ではない。しかし、セミナーの中でトレイルを設定したことが「歩く滞在交流型観光の新展開」に繋がっていないという現状をお聞きしたのだが、私の感覚ではそもそも札幌市民が「さっぽろラウンドウォーク」のことをどれだけの人が知っているだろうか、という疑問があるのだ。
 私は、まずは多くの札幌市民が「さっぽろラウンドウォーク」を知り、体験して、多くの市民がその魅力を体感することこそ、まず第一歩ではないかと思うのだ。
        
※ この図が、札幌を周遊する「さっぽろラウンドウォーク」140キロの概念図です。

 だから私はまず、今夏にぜひ一度「さっぽろラウンドウォーク」を体験してみたいと思ったのだ。その手立てとして、今回のセミナー参加者には主催者から大変なプレゼントをいただいた。というのは、トレイルコースを4分冊にした詳細なマップが配布されたのである。
 マップは25,000分の1の地形図が使用され、コースにアクセスする交通機関が明記され、見どころ解説が付記されている。また、コース中のビュースポット、入浴施設、トイレ、バス停、駅、文化施設、コンビニ、駐車場、公園なども地図上に記されている上、コース上で遭遇する可能性のある「要注意生物との付き合い方」まで記されるなど、いたれりつくせりのマップなのだ。
 さらに140kmというロングコースのために、コースを10分割にして歩けるように提案もされている。
    
※ 少し見づらいですが、25,000分の1の地形図に記されたコースの一部です。(緑色の部分)

 このマップさえあれば、私のような初心者同然のウォーカーでも歩くことができるのではと思えてしまう。ただし、近年の札幌は里山どころか、市街地近くまでクマが出没する状況となっているため単独は避けねばなるまい。そこで私は今夏に仲間を募りぜひ体験してみたいと考えている。そして、そこで体験し感じた魅力をブログを始めとして、多くの人たちに伝えていけたらと思っている。
 そのことが「ウォークラボ札幌」が「さっぽろラウンドウォーク」を設定したねらいに近づく第一歩だと信ずるからである。                           


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