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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

本番!さっぽろラウンドウォーク セクション6(モエレ沼公園 ⇒ 新札幌)

2024-07-04 20:08:10 | さっぽろラウンドウォーク
 モエレ沼、雁来新川、雁来川、豊平川、月寒川、望月寒川、北白石川、厚別川、と絶えず川面を眺めながらのウォーキングとなったセクション6だった。改めて札幌市内には川がたくさん流れていることを感じながら歩いた。

   

 本日、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして5度目となるラウンドウォーク セクション6を実施した。
 メンバーは脚を痛めて前回休まれたS氏が復活して5人でのウォーキングとなった。(男性4人、女性1人)
 今回のスタート地点である「モエレ沼公園」に向かう途中、恐れていた雨が降り、心配されたがスタート時には晴れ上がり、午前9時10分にモエレ沼公園のガラスのピラミッド前をスタートした。

    
    ※ スタート直後のメンバーたちです。

 最初は「モエレ沼」を左に見ながら進み、直ぐにモエレ沼と繋がっている人工河川の「雁来新川」沿いの堤防上を進んだ。「モエレ沼」、「雁来新川」沿いは砂利道の上、除草が十分でなかったことから、雨上がり後の露が雑草に残っていて、シューズが濡れたが大きな影響がなくホッとした。
 続いて、「雁来新川」の本流(的)河川である「雁来川」沿いを往く。この「雁来川」は2017年に河川改修がなされ直線的な河川となり川沿いも整備されて気持ちの良い散策路となっていた。川沿いには、大和ハウスの物流センター、札幌サッカーアミューズメントパークなどが並んでいた。

   
   ※ S氏の歩測によると、幅250mという長大な大和ハウスの物流センターです。

 スタートして1時間、事前踏査で適当な休憩箇所がなかったことからホームセンターDCMの店舗で、給水・トイレ休憩をとった。

   
   ※ この日であった川で、最も水量豊かだった豊平川の流れです。

 ウォーク再開後、「豊平川」に架かる「雁来大橋」を渡り、「豊平川」沿いを歩く。豊平川沿いには「雁来運動公園」、「白石清掃工場」、「東部スラッジセンター」などを横目に歩を進めた。気温は高かったが、雲に陽光が遮られていたこともあり、それほど暑さを感ずることなく歩を進めることができたのは幸運だった。

   
   ※ 豊平川沿いに建てられた「東部スラッジセンター」の建物です。

 途中から「月寒川」が「豊平川」に流入する合流点から「月寒川」沿いを進むルートに変わり進んだ。その途中では「望月寒川」が流入する地点も確認することができた。

   
   ※ 月寒川が豊平川に流入する合流点です。

 「月寒川」沿いはやや単調なところもあったが、私の提案でコースを少し外れて「大昌寺の大仏」を見学した。「大昌寺の大仏」は、高さ13.7mもあり周りを睥睨しているようにも見えるが、設置の趣意は人種や宗派を超えて、全ての人々の心身の病を冀う(こいねがう)象徴として設置したとのことである。

   
   ※ 大昌寺の大仏を見入る会員の方々です。

 その後、「北白石川」沿いを通り、昼食ポイントとして予定していた「川下公園」に着いた。「川下公園」内に造られていたカナールには事前踏査時には流れていなかった水が流され、夏を感じさせてくれる光景だった。

   
   ※ 「川下公園」のカナールを横目に昼食ポイントに向かうメンバーです。

 「川下公園」には「リラックスプラザ」という施設があり、そこには休憩所のようなところがあったので、そこで昼食を摂ることにした。さっぽろラウンドウォークでは初めて靴を脱いで昼食を摂ることができた。

   
   ※ 川下公園内の「リラックスプラザ」内で昼食を摂りました。

 午後、「川下公園」から「厚別川」沿いにコースが変わった。午前中は雲に遮られていた陽光が顔を出し、しかも午後になって気温も上がってきたためにメンバーたちも暑さが相当気になったようだ。予定になかった給水タイムを多めに取って対処した。

   
   ※ 午後、気温が高くなった中、厚別川沿いを歩くメンバーの方々です。

 「厚別川」沿いのウォークは3キロ弱くらいあったと思われるが、特徴的な光景には特に出会わなかった。「厚別川」沿いを離れる前にJRの「函館本線」、「千歳線」の二つの鉄橋の下を潜り、コースはJR「新札幌駅」を目指して「千歳線」沿いにルートを取った。この「千歳線」沿いの高架下沿いを歩く最後のルートがメンバーにとってもコースの最終盤でもあり、最も苦しかったところではなかったかと思われる。

   
   ※ JRの鉄橋下を潜って進みます。
   
   ※ JR新札幌駅に近い高架下をゴールに向かって急ぎました。

 やがて「新札幌駅」近くの繁華街に至り、ゴールの「新札幌駅」に13時55分に到着した。
 レポの中でもしばしば紹介したが、この日のコースは川との付き合いが多いコースだった。某講座において、札幌の一帯は古代は海であり、陸化した後も低湿地帯だったという。その名残りが今の札幌に遺っているということなのだろう。札幌の周縁を巡るという今回の「さっぽろラウンドウォーク」は、これまで知り得なかったことをいろいろと教えてくれる貴重な機会となっている。
 なお、このラウンドウォークはちょうど全体の1/2を終えたことになる。メンバーと話し合い、当初予定どおり酷暑の夏を回避して夏休みを取り、8月下旬からラウンドウォークの再開し、完成を目指したいと思っている。