田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

私的に‘15を振り返る Part  1

2015-12-27 16:21:24 | 私的に〇〇年を振り返る

 昨年と同じ書き出しである。というよりほぼ同じセリフを繰り返している。
 私にとっては年末の恒例になったかの感のある〔私的に○○年を振り返る〕シリーズを今年も綴ろうと思う。この振り返るシリーズをそのものを振り返ってみると、2008年にその原型が生れている。それ以来ずーっと継続しているのだが、現在のように5日間にわたって分野ごとに振り返るようになったのは2010年からである。 
 この企画について、私自身はけっこう気に入っている企画である。これをまとめるにはけっこうな時間も要するが、自分自身の一年を振り返ることによって、「この一年間を自分はどう生きたのか?」という問いに対する一つの答えがここにあるような気がするからである。
 それではいつものようにPart Ⅰは「誰のお話を聴いたか」から始めることにする。
 

【誰のお話を聴いたか】 

◆大社 啓二 氏(日本ハムオーナー代行<当時> 、日ハムファン・カンファレンス 道新ホール 1/12)
◆栗山 英樹 氏(日本ハム監督           同    上                 )
◆稲本 潤一 氏(J2コンサドーレ札幌の入団会見 サッポロファクトリー  1/16)
          

◆外岡 秀俊 氏(札幌出身の元朝日新聞欧州総局長「戦後70年とこれからの社会」 1/18)
◆萬田とみ子 氏(雑誌「スロウ」編集長「地域に根ざす北海道の魅力を追い続ける」 1/17)
◆国井雅比古 氏(元NHKアナウンサー「田舎町には宝がある。だから挑戦できる」 2/26)
          

◆伊奈かっぺい氏(元青森放送管理職・タレント「かっぺいが語る!みちのくの魅力」 2/28)
◆エドアルド・ブエンディア氏(ペルー人 IPCC第2作業部会副議長 
                「地球変動の科学と私たちの未来」 ロイトン札幌 3/02)
◆ジム・スキー氏(イギリス人 IPCC第2作業部会副議長      他は同上            )
◆中村  元 氏(水族館プロデューサー「北の大地の水族館に奇跡が起きる ~集客倍増の仕掛けと新しいまちづくり~」 3/13)
◆木村 俊昭 氏(元内閣府企画官「『できない』を『できる!』に変える ~『共助』相互創発力を研く~」JC札幌研修会 3/18)
◆上野砂由紀 氏(ガーデンデザイナー  北海道ガーデンショー2015カウントダウンイベント 4/11)
◆田中 陽希 氏(プロアドベンチャーレーサー「日本百名山ひと筆書き」  4/12)
          

◆水谷  修 氏(夜回り先生 読売新聞「ネット時代だから活字を!」 かでる2・7  4/11)
◆成毛  眞 氏(書評サイトHONZ社長        同  上               )
◆中江 有里 氏(女優・作家              同  上               )
◆田勢 康弘 氏(政治ジャーナリスト「アベノミクスは日本を救うか」  東京ドームホテル  5/18)
◆養老 孟司 氏(解剖学者「脳と高齢化と医療技術」北海道科学大学キャンパス移転記念講演会 5/30)
          

◆白土 博樹 氏(北大医学研究科教授「癌に対する動体追跡陽子線治療」陽子線治療の第一人者 7/02)
◆遠藤  乾 氏(北大国際政治学教授「平和は可能か ~日本の安全保障を考える~」 7/20)
◆高田 礼人 氏(北大感染症センター教授「エボラウイルス研究の最前線」エボラウイルス研究の世界的権威
                                             7/20)
◆森永 卓郎 氏(経済評論家・タレント「構造改革と日本経済の行方」北海信用金庫講演会   8/04)
◆合田 一道 氏(ノンフィクション作家 「古文書に見る歴史が動いた瞬間」を今年も受講  8/29他)
◆保坂 正康 氏(評論家「戦後70年を考える ~歴史的視点での考察」秋山記念財団講演会  9/03)
          

◆倍賞千恵子 氏(女優・歌手「歌うこと、演じること、そして生きること」労働者福祉協議会 10/30)
◆松本 信宏 氏(拉致被害者「松本透」さんの弟「拉致問題を考える道民集会」京王プラザホテル11/01)
◆西岡  力 氏(国際基督大教授・救う会代表        同  上           11/01)
◆寺澤 孝毅 氏(自然写真家「1羽の青い鳥から始まった軌跡の地球紀行」天売島在住    11/07)
◆鳥越俊太郎 氏(ジャーナリスト「スーパーポジティブに生きる」JTB旅行文化講演会   11/21)
◆龍村  仁 氏(映画「地球交響曲」監督 自主公開映画会「浄国寺」でのトークショー   11/21)
          

◆松平 保久 氏(会津松平家14代当主「愚直ノススメ」琴似屯田兵移住140周年記念    11/22)
◆石川 直樹 氏(冒険家・写真家 北海道博物館「石川直樹写真展」を期してのトークショー 11/28)
◆小林 快次 氏(恐竜学者として世界的に著名な北大准教授 北大総合博物館講座で講演   12/20)

 例年に比べると、こうした有名人の講演を聴く回数はやや少ないかな、という印象もある。それでも30数名の方のお話を直接伺うことができた。
 その中では、外岡秀俊氏、田勢康弘氏、遠藤乾 氏、保坂正康氏など時局を語った講演会は興味深かった。日本や世界の政治の最前線で取材したり、ウォッチングしている方々のお話は緊張感があり、興味は尽きない。

 違った意味では、北大の高田礼人氏、小林快次氏は学問の世界でその道の最先端を行っている方々ということで興味深かったのだが、いずれも理系の話でお話を理解することが大変だった。

 また、今年のハイライトの一つは日本二百名山一筆書きに挑戦し、まもなくゴールを迎えようとしているアドベンチャーレーサーの田中陽希氏を二百名山の挑戦前に話を伺うことができたのは、今年のハイライトの一つと言える。

 こうして世の中に認められた方々に共通していることは、自分のやっていることや考え方に非常に自信を持っていることである。したがって説得力にも大きなものがあるので、受講している私たちに対する影響力にも大きいものがある。

 仲間内でよく話すのだが、札幌は著名人のお話を聴くには国内でも最も恵まれた都市ではないかということだ。
 挙げればきりがないくらいその傍証を挙げることができるが、ともかくそうした恵まれたところに居住しているアドバンテージを活かさない手はない。これからも機会を逃さず、多くの方々のお話を伺いたいと思っている。



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