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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ヘルシーウォーキング №49 アルテピアッツァ美唄と東明公園の桜を楽しむ、美唄ウォーク

2025-04-27 15:21:10 | JRヘルシーウォーキング
 時おり雪混じりの雨が降る中、美唄の街を歩いた。期待の東明公園の桜は残念ながら蕾状態だった。美唄もまた過疎化が進展しているようで街中に活気が見られなかった…。また、私の体調にも若干の不安が…。

     

 今年2度目のJRヘルシーウォーキングです。今回はJR美唄駅がスタート&ゴールの12kmのコースです。
 私はJR桑園駅6時47分発の普通列車に乗り、美唄駅に8時13分に降り立ちました。今回は土日限定の「一日散歩切符」(2,730円)を利用して往復しました。

    
    ※ JR美唄駅の西側、いわば表玄関です。

 コースマップを受け取り8時20分、美唄駅をスタートしました。
 コースは国道12号線が走るJR函館本線の西側が表側とすると、反対の東側の主に住宅地を縫って東進するコースです。
 コンディションは少し肌寒いくらいでしたが、歩くには適した気温でした。

    
    ※ スタート直後、参加者がまだ塊となっています。

 スタートして間もなく「北海道せき損センター」という大きな名前の病院(建物自体も大きかった)が目に入りました。「せき損」とは「脊髄の損傷」という意味かな?と思いながらも初耳でした。  
 帰宅して調べてみると、やはりその名前には歴史的にも北海道を代表する脊椎・脊髄疾患の先進的治療が行われていた病院だということが判明しました。センターは、北海道大学医学部整形外科の関連基幹病院としても位置付けられているということです。

    
    ※ 「北海道せき損センター」の表玄関です。

 せき損センターを後にして、住宅街が延々と続きます。途中、コースから少し外れたところには「美唄東小」や「美唄聖華高校」があったのですが、目に入らないまま通り過ぎました。

 道央自動車道の下を潜り抜けると、住宅もぽつんぽつんと立ち並ぶだけの寂しい光景に代わりました。目指すは一本道の先にある「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」です。
 「アルテピアッツァ美唄」に向かう途中にショートコースとの分岐点がありました。つまりアルテピアッツァ美唄は単なる往復コースなのです。アルテピアッツァ美唄は美唄においては超有名な観光スポットですから、これまで何度も来ている方には不要な施設と映ったのでしょう。
 私の過去に3度ほど訪れていましたが、「ヘルシーウォーキングは基本コースを歩くことを基本とする」と考えていますので、当然アルテピアッツァ美唄に向かいしまた。  

        
    ※ アルテピアッツァ美唄では象徴的な作品の一つです。

 アルテピアッツァ美唄は、世界的彫刻家の安田侃氏の生誕の地で、氏の作品が緑豊かな公園に展示されています。この日も以前見たときと同じように安田氏の数々の作品が森の中に佇んでいました。

    
    ※ 安田侃氏の彫刻ではよく目にするタイプの作品です。

 アルテピアッツァ美唄を後にしたころからだったでしょうか?曇り空から雪混じりの雨が降り出しました。コースは、美唄市の東端の大地に造られた「東明公園」を目指し、坂道を上り続けました。「東明公園」は桜並木が続くが名所として知られていますが、残念ながら全体が蕾状態でした。
 そして東明公園の丘の上に建つ美唄の温泉施設「ビバの湯 ゆ~りん館」通過し、丘を下って美唄市街地を目指します。

    
    ※ 東明公園の桜並木は残念ながら蕾状態でした。
    
    ※ パークゴルフ場のグリーン上に白い粒が見えるのはこの日降った雪です。
    
    ※  美唄市の温泉施設「ビバの湯 ゆ~りん館」の建物です。

 ここからの道は退屈なウォーキングでした。なんの変哲もない田舎道を往くといった感じのウォーキングが続きました。
 市街地が近づいてきたところで、ようやくコンビニや郊外店が目に入るようになりました。
 そしてJR函館本線の跨線橋を通過して、線路の西側に来るとようやく市街地の様相を呈してきました。とは云っても人の姿はあまりなく、閑散とした感じは否めませんでした。

 西側市街地での私の期待は「美唄屯田兵屋」を見学することでした。国道12号線から少し入ったところにその兵屋は建っていました。しかし、内部見学はできそうな雰囲気ではなく諦めました。おそらく年に何回かは公開の催しはあると思うのですが…。

    
    ※ 美唄屯田兵屋です。

 続いて、境内に高い塔が屹立する「空知神社」が目に入りました。その境内に高い碑が建っていました。碑には「沼貝開拓記念碑」と書かれていました。帰宅して調べてみると21.8mもの高さだそうです。

    
   ※ 空知神社の境内から外れたところに高い「沼貝開拓記念碑」が建っていました。

 残念だったのは、「空知神社」の隣に「美唄市郷土博物館」があったのを見落としてしまったことです。これは返す返すも残念でした。
 イベントコースの場合、マップはほとんど見なくとも現地に案内標識が用意されているため、マップをよく見なかったことが原因でした。
 その後、空知神社から近いJR美唄駅に11時25分ゴールしました。

 ところで今回のウォーキングでは、恐れていたことが起こりました。私に腰痛の自覚症状が出てしまったことです。今年の入り長距離のウォーキングをすると、体の疲れと共に腰痛症状が出てくるのです。そうすると、体がくの字に曲がり、脚が押し出されるような歩きとなってしまうのです。いわゆる「老人歩き」です。
 こうなると休む以外に回復の方法はありません。私は休みを何度か取りましたが、そう何度も取るわけにはいきません。私は電信柱のようなものを見つける度に腰を伸ばすことをして、なんとか騙し騙し歩き続けましたが、これはピンチです。
 JRヘルシーウォーキングの継続にも黄信号が灯った気分です。なんとか腰痛を克服する術を探し続けたいと思っています。
 ◇ウォーク実施日  2025年4月26日(土)
 ◇歩いた距離    約12.0 km