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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

事前踏査の大切さを痛感したセクション4

2024-05-10 10:15:05 | JRヘルシーウォーキング & さっぽろラウンドウォーク
 今回ほど事前踏査の大切さを痛感したことはなかった。もし事前踏査をしないで本番を迎えていたとしたら、当日は大混乱に陥ってしまったのではないかと思われた。言い出しっぺとして事前に現地の事情を把握するのは当然の配慮なのだが、改めて事前踏査の大切さを教えられた思いである。  

 一昨日(5月8日)、今夏に「めだかの学校」の有志で取り組もうとしている札幌の外縁をぐるっと一周する「さっぽろラウンドウォーク」(全行程140キロを10回に分けて実施予定)の第4回目の事前踏査を行ってきた。
 行程は上記しているように「石狩南高校 ⇒ 拓北駅」間約14キロだった。
 いきなり難問にぶち当たった。というのも、スタート地点の石狩南高校へ行くためには、地下鉄で麻生駅まで行き、そこからバスを駆って石狩南高校を目指さねばならない。このバスが難関だった。地下鉄大麻駅は地下鉄の終点のため、麻生駅からは非常にたくさんのバス便が発着している。私が数えただけでもバス乗り場が10ヵ所も麻生駅周辺に散在しているのだ。どのバスに乗ればよいのかは予め学習していったが、その乗り場に迷ってしまった。見当をつけていったところは乗り場ではなく、バスの降車場だったりして、大いに迷い、結局周りの人に助けていただきながらなんとか乗り場を見つけることができたが、予定していたバスには乗れずに、一つ後のバスを利用する羽目になってしまった。
 ふだんバスを利用していない者にとって、札幌市のような大都市で市内バスを利用することは大変なことだと改めて思い知らされた。

     
     ※ 地下鉄麻生駅からのバス停の案内図です。とても複雑です。

 そして、さらに難問が私を待っていた。スタートして2キロくらい行ったときだった。行く手で工事が行われていた。発寒川の支流の安春川に架ける橋の工事に関わる工事現場だった。そこの関係者によると、この後今年いっぱいは設定されたルートは閉鎖されるという。
 困惑顔をしている私のところに工事現場の所長さんが見え、事情を聞いてくれた上で「札幌市の方に問い合わせてみる」との返答をいただき、名刺を渡された。親切な対応に感謝した。結局、私たちの計画を実行する際に、私から改めて所長さんに問い合わせをさせていただき、通行が可能かどうかの回答をいただくことにした。
 しかし、考えてみれば私たちの遊びのような行為で工事に迷惑をかけるわけにはいかない。検討したところ別ルートの設定が可能なようなので、この問題は近くを迂回するルートで解決したいと思っている。
 
   
   ※ ルート上では写真のような機械が入っていて、通行するのは困難な状況でした。

 さらに今回は、石狩南高校前でバスから降車し、セクション3の帰路のバス便をバス停の時刻表で確認することも忘れなかった。
 そして肝心のウォークの方だが、まずは石狩市との境界線となる「発寒川」の堤防をひたすら「茨戸川」との合流点目ざしてウォークとなった。距離にすると6~7キロあったと思われるが単調なウォークとなった。休憩に適した地点も目安を付けることができた。

    
    ※ 第一の休憩ポイントと考えた「東屯田遊水池」です。

 そして「発寒川」が「茨戸川」との合流地点を通過し、シャトレーゼガトーキングダムというホテルの横目に茨戸川沿いで昼食するのもいいなぁ、と思われる場所も目安を付けることができた。(時間によっては、その先の篠路川沿いのベンチの利用も考えている)

    
    ※ こちらは昼食ポイントに適当ではと考えたガトーキングダム近くの川辺です。

 というように現地へ行ってみて、初めて分かることがけっこうたくさんある。さらには現地までの交通事情の把握も大切である。
 これからも時間を見つけて、本隊の実施前に先へ先へと事前踏査を行い万全を期したいと考えている。