とうとう世界遺産に登録されたた北東北の縄文遺跡全11遺跡を制覇するができました!
これで昨年訪れた北海道内の6遺跡を加えて全17遺跡を全制覇しました!
関心のない方にとっては「何をそんなにはしゃいでいるの?」と言われそうですが…。
今日はまず、11遺跡の中で代表格に位置付けられている青森市の「三内丸山遺跡」を訪れました。「三内丸山遺跡」は、私にとって2度目ですが、その魅力は別格でした。その魅力とは、縄文人の住居跡、集会場跡、穀物庫跡、さらには墓や捨て場などが、一ヶ所に集中して発掘された点にあります。併せて、ガイダンス施設も洗練され、学術的にも優れている点が代表格に位置づけられているのだと思われます。
※ 三内丸山遺跡のシンボルである大型竪穴建物の復元柱です。
続いて午後に訪れたのが同じ青森市にある「小牧野遺跡」です。こちらは北東北の遺跡に多い環状列石(ストーンサークル)の遺跡です。特色はそのサークルの大きさがち 直径55mと国内最大級であるだけではなく、その円形が三重円になっていることです。サークルは一つだけでしたが、サークルがあるところが小高い丘に位置し、遠くに青森市内が望め(もちろん縄文時代はただの原っぱだったでしょうが)、遠くには陸奥湾も望めました。縄文人にとっても場所の選定には十分に意を払ったことがうかがえます。
※ 小牧野遺跡の環状列石(ストーンサークル)の一部分です。
さて、これで今回の目的は達成です。今夜は目的達成を祝して、津軽三味線を聴いてこようかと思っています。
明日はフェリーで北海道に渡ります。