田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北東北の縄文遺跡を巡る旅 第7日

2023-10-17 16:49:00 | 道外の旅
 とうとう世界遺産に登録されたた北東北の縄文遺跡全11遺跡を制覇するができました!
 これで昨年訪れた北海道内の6遺跡を加えて全17遺跡を全制覇しました!
 関心のない方にとっては「何をそんなにはしゃいでいるの?」と言われそうですが…。
 今日はまず、11遺跡の中で代表格に位置付けられている青森市の「三内丸山遺跡」を訪れました。「三内丸山遺跡」は、私にとって2度目ですが、その魅力は別格でした。その魅力とは、縄文人の住居跡、集会場跡、穀物庫跡、さらには墓や捨て場などが、一ヶ所に集中して発掘された点にあります。併せて、ガイダンス施設も洗練され、学術的にも優れている点が代表格に位置づけられているのだと思われます。


※ 三内丸山遺跡のシンボルである大型竪穴建物の復元柱です。

 続いて午後に訪れたのが同じ青森市にある「小牧野遺跡」です。こちらは北東北の遺跡に多い環状列石(ストーンサークル)の遺跡です。特色はそのサークルの大きさがち 直径55mと国内最大級であるだけではなく、その円形が三重円になっていることです。サークルは一つだけでしたが、サークルがあるところが小高い丘に位置し、遠くに青森市内が望め(もちろん縄文時代はただの原っぱだったでしょうが)、遠くには陸奥湾も望めました。縄文人にとっても場所の選定には十分に意を払ったことがうかがえます。


※ 小牧野遺跡の環状列石(ストーンサークル)の一部分です。

 さて、これで今回の目的は達成です。今夜は目的達成を祝して、津軽三味線を聴いてこようかと思っています。
 明日はフェリーで北海道に渡ります。

北東北の縄文遺跡を巡る旅 特別編

2023-10-17 08:12:00 | 道外の旅
昨夜疲れから早く就寝したため早起きになってしまい、行動するには少し早過ぎるので、懸案だったエピソードを書き綴ることにします。
 実は、今回の旅の計画を投稿した際、知人のF氏から激励のメールをいただきました。その際、私からの返信メールで「実はこの旅に関して妻との間に面白い秘話があります」と書き記し、「旅の途中に明らかにします」とメールを送りながら、今日まで実行できていませんでした。さぞF氏は首を長くして待っていたのでは?と想像しています。大したことではないのですが…。



※ 挿絵代わりに、北秋田市で見ることのでしたギネスブックに登録された世界て一番大きな太鼓だそうです。直径3.8メートルだそうです。

 この旅を計画しているとき、妻から次のように言われました。「貴方って、そんなに遺跡のことに関心があったのですか?」と…。妻の指摘は図星でした。私は学生時代も、現職時代も、これっぽっちも遺跡など、関心外でした。関心外どころか大外といっても良いくらいです。
 それが俄かに関心を持ち始めたのは、やはり世界遺産というネームバリューでしょうか?「北海道・北東北縄文遺跡群」が世界遺産に登録されそうと聞き始めた頃から、札幌市内で盛んに講演会や講座が開かれるようになり、それに参加するうちに徐々に関心が高まっていったということでしょうか。しかし、実状はまったく初心者の域を出ないもので、今回もその理解度は表層的なものでしかありません。「まあ、それでもいいだろう」的な思いで今回の旅を続けています。(終わり  チャンチャン)