田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

リベンジ!宮丘公園&西野市民の森 縦走雪上ハイク

2021-02-21 16:25:33 | スノーシュートレック & スノーハイク

  宿願の宮丘公園&西野市民の森縦走雪上ハイクを果たすことができた。しかも往復で!踏破距離は約11㎞。春の兆しが感じられる陽光の下で、心地よい雪上ハイキングとなった。宿願を果たせて、今は心地良い疲労感に浸っている。

  

  ※ 私は今日、黒い矢印のところから入り、赤線のように「西野市民の森」を縦断しました。

  

  ※ なんと!市民の森と宮丘公園の連絡口は黒の矢印のところでした。赤い星印は宮丘公園の北口です。

 三日前(18日)に「宮丘公園」と「西野市民の森」の連絡線を見つけられずに撤退してしまった私には、悔しさだけが残った。

 そこで今日、そのリベンジを果たすべく「西野市民の森」に向かった。前回は「宮丘公園」から入ったのだが、今回は反対側の「西野市民の森」の「西野西公園」側から入り、「宮丘公園」の連絡口を見つけようと思った。

 スタート地点とした「西野西公園」には車で向かった。ということは、縦走できたとしても往復しなければならないということだ。もし、往復が無理から宮の沢のバスセンターからバスで西野地区へ戻ればいいとも考えた。

   

   ※ 「西野西公園」から市民の森に入るにはいきなりの急登が待っていました。   

   

   ※ 急登を登り切ったピークから見える西野地区の住宅街です。

 「西野市民の森」は前回とは違い、人一人が犬と共に通った跡が付いていた。そこで私はスノーシューを付けてのハイキングにした。天候は晴れ、風はなく、絶好のハイキング日和である。このところ連日のように雪上ハイクに出かけていて、多少疲れは残っていたものの心地良いハイキングとなった。

   

   ※ 人が一人と犬が通った跡しかなく、スノーシューを装着しました。

   

   ※ 「西野市民の森」のルートは他の市民の森と比べてワイルドな感じがします。

   

   ※ 途中に出合った木の間の残雪に閃いてちょっと造作をしてみました。何かに似てる?

    

    ※ 浄水場口との分岐点です。この交差するルートはかなりの人が通っているようです。

 市民の森の途中にある「251峰」の登りには多少苦労したが、スタートから1時間15分かかって到達した。ここで一息入れていると、反対側から80歳は軽く超えていると思われる男性が登ってきた。足元を見るとアイゼンを付けたツボ足である。前方の様子を伺うとツボ足で十分だという。そこで私もスノーシューを外し、軽アイゼンを付けての雪上ハイクに切り替えた。

   

   ※ 「251峰」を目ざす登りのルートです。見た目よりきつい登りです。

   

   ※ 「251峰」の標識です。このとき標識の下にはベンチがちらっと顔を出していただけでした。   

   

   ※ 「251峰」から見た西野地区の住宅街ですが、立ち木に阻まれて見通しは良くありませんでした。   

 「251峰」からの下りが凄かった。足跡を辿っていくと直下降なのである。夏に歩いた時にはジグを切りながら下山だと記憶していたのだが…。たった251mの標高しかない山とはいえ、直下降は恐ろしい。慎重に、慎重に、恐る恐る下山を続けた私だった。その途中でスコップを抱えた男性に出合った。地元の方!と判断して、「これが正式ルートですか?」と問うと、「冬だけのルート」だという。夏は私が記憶しているジグを切るルートらしい。この男性に「宮丘公園」への連絡線のことについて伺った。結果、もしこの男性と出会わなかったなら、私は今日も山中で右往左往することになったかもしれない。

   

   ※ 「251峰」直下の直下降、直登の様子ですが、写真はどうしても平板に写りますねぇ。   

 「西野市民の森」の出口から、件の男性のアドバイスどおりに歩を進めると、なんと!「宮丘公園」の中間点に出たではないか!私は「宮丘公園」をきっちりと縦断した後に「西野市民の森」が続くものと思っていただけに、この解答には驚いた。(札幌市の担当部局にはぜひこの案内を明示してもらいたいものだ)

   

   ※ 「西野市民の森」の宮丘公園側の入口です。ここから数百mで「宮丘公園」でした。

   

   ※ 「宮丘公園」の中間地点のトイレのある所に出ました。

   

   ※ 「宮丘公園」の最も広々とした広場です。

 その後、「宮丘公園」を縦断して公園の北口まで行って、そこから折り返した。

   

   ※ 「宮丘公園」の北端、北側の入口です。

   

   ※ 「宮丘公園」の見晴らし広場から琴似方面を望んだところです。

 来るときに苦労した直下降のルートの直登には下り以上に苦労をしたが、何とか登りきることができた。そして「251峰」に至ると、そこにあるベンチの周りがきれいに除雪されていて、座って休むことができるようになっていた。おそらく、私が出会った男性が除雪されたものと思われる。地元の登山愛好者の方だろうと思われるが、感謝、感謝である。私もあり難く座って利用させてもらった。

   

※ 帰りに「251峰」に立ち寄ったところ、除雪されてベンチが利用できるようになっていました。   

 ということで、3度の小休止を含めて総行動時間4時間10分。踏破距離11㎞。軽い疲労感を感じつつも満足、満足のリベンジ雪上ハイクだった。