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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ラグビーWC 日本決勝T進出の条件

2019-10-06 19:21:46 | スポーツ & スポーツ観戦

 ラグビーWC2019日本大会において、日本代表は予選Aプールにおいて昨日の対サモア戦においても快勝し、3連勝を遂げた!しかし、まだ決勝トーナメント進出は決まっていない。日本代表の決勝進出の条件を考えてみた。

          

         ※ 対サモア戦後に日本のファンと喜びを分かち合う日本代表フィフティーンです。

 昨夜、日本は予選第三戦の対サモア戦を行った。過去の対戦成績から苦戦も予想されていたが、試合が始まってみると意思統一がなされた日本の戦いぶりはサモアに隙を見せることなく、39対19で快勝した。しかも4トライを奪い、ボーナスポイントも獲得して3試合での勝ち点を14と伸ばした。こうした日本代表の快進撃は私をはじめにわかファンを狂喜させている。

 ところが3連勝を果たし、残り1試合を残した段階でもまだ決勝進出の条件である上位2位以内が確定しないのだ。苦い思い出がある。前回大会において、日本代表は優勝候補の南アフリカを大逆転で勝利し「ブライトンの奇跡」とまで呼ばれた予選において3勝しながら決勝進出を逃してしまったことがある。これはラグビーWC独特のレギレーション(規則)が存在するからだ。ラグビーWCにおいては、単なる勝利は勝ち点4であるが、試合において4トライ以上をあげるとボーナスポイントの1点が付与されるのだ。さらにはたとえ負けたとしても点差が7点以内の敗戦であれば、敗戦チームに1点が付与されるという規則もある。このことが、決勝進出の条件をやや複雑にしているのだ。

          

          ※ 見事なステップで日本の4トライ目を決めた松島選手です。

 そこで現時点において、日本代表が決勝トーナメントに進出できる条件を整理してみることにした。(このこと自体とても複雑なのだが、私は単純化して考えてみることにした)

 現時点においてスコットランド以外はすでに3試合を消化している。スコットランドは残り2試合があり、他は残り1試合である。そのことを前提とした現時点での戦績と勝ち点である。

 ◇第1位 日    本  3勝0敗  勝ち点 14

 ◇第2位 アイルランド  2勝1敗   〃  11

 ◇第3位 スコットランド 1勝1敗   〃   5

 ◇第4位 サ モ ア   1勝2敗   〃   5

 ◇第5位 ロ シ ア   0勝3敗   〃   0

 次に予選Aプールの残り試合である。

 ◇10月09日(水) スコットランド vs   ロシア

 ◇10月12日(土) アイルランド  vs  サモア

 ◇10月13日(日) 日  本 vs  スコットランド

 さて、こうした現時点において、さまざまなケースを考えてみる。

          

          ※ サモア戦終了直後、喜びを分かち合う日本代表のフィフティーンです。

 ◇ケース 1 日本 vs スコットランド戦で日本が勝利した場合は文句なく日本は決勝進出

 ◇ケース 2 日本 vs スコットランド戦で日本が敗退した場合

 スコットランドは対ロシア戦においてボーナスポイントを加えて勝ち点5とすることが濃厚である。そうなると、日本は対スコットランド戦で敗退する場合、スコットランドをトライ数3以下に抑え、7点差以内で敗退した場合には日本はスコットランドより上になり、決勝進出となる。

 ◇ケース 3 アイルランド、スコットランドのどちらかが敗戦した場合は日本が決勝進出となる。

 そのほかのケースもいろいろあるが、主たるケースとしては上記の3つのケースであろう。いずれも予断を許さない戦いが続く。もっともスッキリするのはケース1の日本がスコットランドに勝利することである。日本チームはもちろんそのケースをねらって周到に準備するであろう。10月9日、12日の戦いからも目が離せないが、何といっても10月13日の決戦である。日本代表の勝利を願い、信じて声援を送りたい。

 

※ 昨日の投稿に関わって、本日朝無事に第14回目の清掃ボランティアを実施することができた。