田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション2 えっ!?ヒグマと遭遇?

2024-04-24 16:30:47 | JRヘルシーウォーキング & さっぽろラウンドウォーク
 えっ!?何? この獣の鳴き声は? か細い声鳴き声が聞こえた後に、野太い唸り声が続いた…。思わず足を止めて耳をそばだてると、二度、三度と同じような声が続く…。私は最悪のケースを想像し、凍り付いてしまった。

      
 ※ 本日使用したマップです。スタート地点、 ゴール予定地点。そしてクマ(?)の鳴き声を聞いた地点を表記しました。

 本日、「さっぽろラウンドウォーク」の事前踏査の第3弾として「セクション2」の区間を歩いてみることにした。コンディションは薄曇り(花曇り)暑くもなく、寒くもなく、歩くには絶好のコンディションだった。
 セクション2は「旭山記念公園」から「宮の沢ふれあい公園」までの約12キロである。
 本番を想定し、地下鉄で「円山公園駅」まで移動し、「円山公園駅」のバスターミナルから9時15分発の「旭山公園前行」のバスで移動した。

    
    ※ 旭山公園内のセクション1と2の連絡地点です。

 バスを下車し、セクション1のゴール地点、つまり本日のセクション2のスタート地点に向かった。この地点が25,000分の1のマップではいま一つはっきりしないのだが、アプリでは容易にその地点を見つけることができた。

    
    ※ 旭山公園内の木々はまだ葉を付けておらず、ちょっと寒々とした光景です。

  さっそく、旭山記念公園内の林道を抜けて円山西町方面へ抜けた。その途中に「円山西町庭園」という立派な鉄柵に囲まれた庭園が目に入った。「これは何だろう?」と思い帰宅してインターネットで調べたが良く分からなかった。市の公園緑化係にも聞いてみたがやはり分からなかった。
    
    ※ 鐘柵越しに「円山西町庭園」を写しました。
    
    ※  コース途上の「ユースの森」というところでエゾエンゴサクの群落を写しました。
    
 その後、円山西町、そしてそれに続く円山の住宅街を通り「三角山」に向かった。「三角山」は山頂には向かわず、裾野を周回するような形で一般道路に降り、今度は「琴似発寒川」沿いを上流に向かった。川沿いはちょうどエゾヤマザクラの満開に遭遇したようでたくさんのサクラを愛でることができた。

    
    ※ 琴似発寒川沿いの散策路のサクラはちょうど満開と云った感じでした。

 そして、札幌市内の散策路では私がイチオシの「西野緑道」へと導かれた。「西野緑道」はいつ行ってみても、きれいに整備されていて理想的な散策路に映るのだが、その要因をいつか探ってみたいとも思っている。

    
    ※ 私がイチオシの西野緑道の一部、シラカバ並木です。

 そしてコ―スは西区の西野地区に導かれる。西野地区の住宅街を抜け、セクション2としては最後の上りとなる「西野市民の森」へと導かれる。私はこの「西野市民の森」には何度も訪れたことがあり、かつて知ったる森林浴コースである。
 その「西野市民の森」に入ってそれほど経っていない時だった。(おそらく市民の森に入って1キロくらい行ったところである)コース脇の小高い笹藪の中から獣のか細い鳴き声が聞こえたのだ。するとその声に続いて野太いうなり声のようなものが重なって聞こえてきた。私は思わず立ち止まってしまった。すると、二つの獣の声はその後も何度も何度も繰り返された。私はその声を聞いていて、子鹿がヒグマに食べられているのではないか、と連想してしまった。そう考えると、私は凍り付いてしまい、足は一歩も前に進むことができなくなってしまった。あるいは親グマと子グマがじゃれ合っていたのかもしれないのだが…。しかし、それとても私にとって危険なことには変わりはない。私はクマ(かな?)に気付かれぬように後ずさりしながら現場から遠ざかった。

    
    ※ 西野市民の森の散策路の一部です。獣の鳴き声は左手の笹藪の中から聞こえてきました。

 事前踏査の計画は途中挫折という結果になったが、それは仕方のないことと諦めるしかない。私が聞いた獣の声がはたしてヒグマの声だったのか、どうか、真実は不明のままだが、君子(?)危うきに近寄らずである。何事もなく帰宅できたことをヨシとしなければならい。
◇事前踏査実施日  4月24日
◇踏査距離     約13キロ


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2 コメント

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よかったです! (しろまめ)
2024-04-24 17:52:09
ご無事でのおかえり、祝着至極に存じます(時代劇?)!
ナイス判断でしたね。
クマかどうかわからないとき、クマだと思って引き返して正解ですよね。

人間、悪いほうに想像したほうが生き残る確率が高いのですから。
人類は太古からそうして来た、と「チコちゃん」に教えてもらった記憶があります。
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しろまめさんへ (田舎おじさん)
2024-04-24 21:43:38
 これまで、それなりに自然の中に入って行動してきたつもりですが、今回のような体験は初めてでしたので驚きました。
 真実はどうだったのか分かりませんが、かなり適当に生きてきた私ですが、さすがに山親爺さんでは?と想像が走った時には後ずさりすることしか頭には浮かびませんでしたね。
 おかげさまで、こうして返信メールを送れることを多としたいと思います。
 
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