田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

二人の鉄人に刺激を得て

2016-06-28 21:49:09 | その他

 私の知人に二人の鉄人がいる。その二人が揃って26日の日曜日にまた大きな金字塔を打ち立てた。sakagさんことSさんは、72歳にして初マラソンを見事に完走した。またフナさんことFさんはサロマ湖100キロウルトラマラソンをこれまた完走したとの知らせを受けた。二人とも私には真似することのできない鉄人である。 

          
  ※ 本日掲載の写真はいずれもウェブ上から拝借したものである。両氏の了解もいただいていないがお許しいただきたい。

 Sさんに関しては、最近の拙ブログに度々登場しているが、函館在住の登山愛好家として相当に有名な方である。
 Sさんにとってマラソンはあくまで余技であって、山登りや長距離ウォーク(彼は山旅、歩き旅と称している)を楽しんでいる方である。
 それが、函館マラソンが今年からフルマラソンも種目に加わったということで、マラソンが趣味の奥さまと一緒にエントリーされたそうだ。

               

 S氏は初フルマラソンに備えて、それなりの準備はしたようだが、フルマラソンに挑む人が必ずといって良いほど体験する30キロ走を一度も体験せずに本番を迎えたという。それなのに、なんと5時間を切るタイムで完走されたそうだ。
 S氏曰く、山パワー、歩き旅パワーの成せる技だったようだ。
 奥さんも三度目のフルマラソンをS氏よりは遅れたとのことだが、ほぼ同じ時刻にゴールされたとも聞いた。S氏は鉄人である。

         

 Fさんはマラソンを趣味としている方である。年齢は私と同年代であるが、早くから年間に3~4度もフルマラソンを完走している方だ。サロマ湖のウルトラマラソンにも過去何年間も出場している。初めのうちは関門制限で切られ、途中収容されることがあったそうだが、ここ数年は見事に完走を繰り返している。

 100キロを走りとおすということがどれだけ凄いことなのか、未経験者には想像する術もないが、その凄さを少しだけ実感したエピソードがある。
 それは、現在は諸事情のために実施されていないが、札幌→支笏湖間を歩く「北海道を歩こう!」というイベントがあり、私は2回ほど参加したことがある。距離数33キロであるが、山坂の多い難コースを歩きとおした私の身体はもうボロボロだったのだが、私はそれなりに満足していた。ところがある時、F氏にお会いし、F氏はそのコースを往復する大会で完走したというではないか!もう驚くほかなかった…。

                             

 100キロもの距離を完走するということは、相当にストイックな毎日を送っているのではないか、と想像される。私は30代の頃、一度だけフルマラソンに挑んだことがある。(河口湖マラソン)その時は半年間毎日のように10キロ程度のランニングを欠かさなかったと記憶している。おかけでなんとか完走することができたのだが、それ以来何度か再起しようと思ったが、準備する段階でいつも心が折れてしまい、果たすことができぬまま今に至っている。
 そう考えると、F氏は相当に意志が固く、自分に厳しくノルマを課し、それを果たされているものと思われる。今年もF氏は北海道マラソンにエントリーされるのではと思われる。F氏は鉄人である。

 このような二人の鉄人を知人としてお付き合いいただいていることにいつも感謝している。
 私にはけっして二人のようなことはできないが、二人の鉄人ぶりが私に相当な影響を与えてくれている。
 二人から刺激を受け、私の身体と相談しながら、私にできる範囲で山登りや歩き旅に挑みたいと思っている。