昔ながらの大きなやかんから、アルミのコップに注がれるお冷。そしてちゃぶ台が置かれ、店内には昭和レトロの世界が広がっていた。徹底したコンセプトは私を驚かせたが、えてしてコンセプトにこだわり過ぎる店の味は?

この日(11/18)私は新札幌方面の「札幌ぶらり散歩」に取り組んでいたのだが、昼どきとなって「札幌麺紀行」を再開したこともあり、昼食はラーメンに決めていた。
そこで私にとっては魔宮とも思える新札幌の〔サンピアザ〕、〔duo〕、〔カテプリ〕という商業施設が集合した施設のレストラン街でラーメン店を探すことにした。ところが! 店内案内を見るとラーメン店はわずか2店しか載っていなかった。その中の1店は過日撤退したという。

残されたのは、サンピアザの地下3階にあるファストフード店的な店が集まる飲食店街にある〔萬字醤油屋本店〕しか選択肢は残っていなかった。正直言ってあまり期待を抱いての入店ではなかった。
私にとって魔宮である建物群を巡り歩いてなんとかサンピアザ地下3階の醤油屋本店の前に辿り着いた。すると、店の前からなんとなく賑々しい感じなのだ。店の入口のところには学校の教室にあるような机とランドセルが見えた。
そして店内に入ってみると、昔懐かしいオルガンや石炭ストーブ、そして小上がりにはなんと丸いちゃぶ台が並んでいる。
私は一人だったのでカウンター席に座ったのだが、出されたお冷は大きなやかんから注がれたアルミ製のコップだった。

※ オルガンに、石炭ストーブ、そしてマッチが転がっています。石炭箱が懐かしいですなぁ。

※ 小上がりはお客さんがいて写真が撮れなかったため、唯一ウエブ上から破折しました。

ここまでの徹底ぶりには驚いた。そしてちょっぴり心配もした。案外こうした類いの店はコンセプトにこだわるあまり、味の方はイマイチではないのかと…。
この店は、店名のとおり醤油味一辺倒である。それでもメニューは豊富なのだが、私はやはりトップメニューである「二代目醤油ら~めん(626円)」を注文した。

※ やかんからアルミのカップに注がれたお冷はおいしかったですなぁ~。
私のカウンター席の前の壁には、「二代目醤油ら~めん」について次のような説明書きがあった。
「2種類のちゃーしゅう(ロースとバラ)、揚げ玉ネギの旨みとコクあり。スープは、小鳩ら~めんと同じです」(小鳩ら~めんとは初代の醤油ら~めんであっさり味のスープとあった)
いよいよ「二代目醤油ら~めん」の登場です。見た目は少し脂が浮いていてあっさり味かな?と思いましたが、塩味ラーメンのようなあっさり味ではなく、しつこさのないがコクも感じられるコッサリ味と称してよい味かと思った。
麺も茹ですぎずほど良い固さが残っていた。また、売りの一つ(?)2種類のちゃーしゅうもほど良く味付けがなされていた。


※ スープの中に揚げ玉ねぎが浮いていますが、スープに甘みを出していましたよ。

総じて、私の中の評価ではかなり高い評価となった。コンセプトづくりばかりでなく、味の方の追求もしっかりなされているラーメン店とみた。
この店はラーメンばかりでなく、ラーメンをメインにした給食的献立の面白企画もあるようだ。我が家からは少し遠いのが玉にきずだが、機会があれば再訪してみたい店の一つとなった。
【萬字醤油屋本店 データー】
札幌市厚別区厚別中央二条5-6-2 サンピアザ メトロモール B3F
電話 011-890-2327
営業時間 [月~金] 10:45~21:00
[土・日・祝]10:30~21:00
定休日 不定休(サンピアザに準ずる)
駐車場 有(サンピアザ、duo、カテプリ共通)
座席 カウンター席12、小上がり席18
入店日 ‘14/11/18

この日(11/18)私は新札幌方面の「札幌ぶらり散歩」に取り組んでいたのだが、昼どきとなって「札幌麺紀行」を再開したこともあり、昼食はラーメンに決めていた。
そこで私にとっては魔宮とも思える新札幌の〔サンピアザ〕、〔duo〕、〔カテプリ〕という商業施設が集合した施設のレストラン街でラーメン店を探すことにした。ところが! 店内案内を見るとラーメン店はわずか2店しか載っていなかった。その中の1店は過日撤退したという。

残されたのは、サンピアザの地下3階にあるファストフード店的な店が集まる飲食店街にある〔萬字醤油屋本店〕しか選択肢は残っていなかった。正直言ってあまり期待を抱いての入店ではなかった。
私にとって魔宮である建物群を巡り歩いてなんとかサンピアザ地下3階の醤油屋本店の前に辿り着いた。すると、店の前からなんとなく賑々しい感じなのだ。店の入口のところには学校の教室にあるような机とランドセルが見えた。
そして店内に入ってみると、昔懐かしいオルガンや石炭ストーブ、そして小上がりにはなんと丸いちゃぶ台が並んでいる。
私は一人だったのでカウンター席に座ったのだが、出されたお冷は大きなやかんから注がれたアルミ製のコップだった。

※ オルガンに、石炭ストーブ、そしてマッチが転がっています。石炭箱が懐かしいですなぁ。

※ 小上がりはお客さんがいて写真が撮れなかったため、唯一ウエブ上から破折しました。

ここまでの徹底ぶりには驚いた。そしてちょっぴり心配もした。案外こうした類いの店はコンセプトにこだわるあまり、味の方はイマイチではないのかと…。
この店は、店名のとおり醤油味一辺倒である。それでもメニューは豊富なのだが、私はやはりトップメニューである「二代目醤油ら~めん(626円)」を注文した。

※ やかんからアルミのカップに注がれたお冷はおいしかったですなぁ~。
私のカウンター席の前の壁には、「二代目醤油ら~めん」について次のような説明書きがあった。
「2種類のちゃーしゅう(ロースとバラ)、揚げ玉ネギの旨みとコクあり。スープは、小鳩ら~めんと同じです」(小鳩ら~めんとは初代の醤油ら~めんであっさり味のスープとあった)
いよいよ「二代目醤油ら~めん」の登場です。見た目は少し脂が浮いていてあっさり味かな?と思いましたが、塩味ラーメンのようなあっさり味ではなく、しつこさのないがコクも感じられるコッサリ味と称してよい味かと思った。
麺も茹ですぎずほど良い固さが残っていた。また、売りの一つ(?)2種類のちゃーしゅうもほど良く味付けがなされていた。


※ スープの中に揚げ玉ねぎが浮いていますが、スープに甘みを出していましたよ。

総じて、私の中の評価ではかなり高い評価となった。コンセプトづくりばかりでなく、味の方の追求もしっかりなされているラーメン店とみた。
この店はラーメンばかりでなく、ラーメンをメインにした給食的献立の面白企画もあるようだ。我が家からは少し遠いのが玉にきずだが、機会があれば再訪してみたい店の一つとなった。
【萬字醤油屋本店 データー】
札幌市厚別区厚別中央二条5-6-2 サンピアザ メトロモール B3F
電話 011-890-2327
営業時間 [月~金] 10:45~21:00
[土・日・祝]10:30~21:00
定休日 不定休(サンピアザに準ずる)
駐車場 有(サンピアザ、duo、カテプリ共通)
座席 カウンター席12、小上がり席18
入店日 ‘14/11/18