田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

めだかの学校 音楽の時間ふたたび

2014-11-06 21:57:56 | 「めだかの学校」関連

 その時間は私にとって懐かしくも楽しいひと時だった。「歌で甦る昭和の記憶」と題するめだかの学校の音楽の時間が4月に続き開講された。今回もまた、昭和の善き日を思い出しながら、あの歌、この詩、懐かしい唄を心ゆくまで楽しむことができた。 

 前回の好評(だったらしい)に応え、二度目の「めだかの学校」の音楽の時間が10月31日(金)、エルプラザの音楽スタジオで行われた。
 講師は前回(4/28)と同じ歌声ボランティア「ふれあいサポート」の園部真人さんだった。
 講座を進める方法は前回と同様だったが、歌の選定が昭和30~40年代を主にしていた点が前回とは異なった。

          

 歌うことが嫌いではない。しかし、今の私には歌を楽しむ機会がない。カラオケなども久しく行ったことがない。
 そんな私にとって、めだかの学校の音楽の時間はなんとも心楽しい時間となった。

 講座はパワーポイントで映し出された画面の歌詞を見ながら、さまざまな音源から取った伴奏が流れ、講師の先導で皆が一緒に歌うという方法である。
 最初は子どもの頃慣れ親しんだ童謡や唱歌から入った。「もみじ」「夕焼け小焼け」「砂山」「みかんの花咲く丘」「雪」などなど…。

          

 続いて、いわゆる歌謡曲へと移っていった。
 ここでは講師が作成したイントロクイズでまずは当時の歌を思い出すという構成だった。
 懐かしい歌が次々とイントロで紹介された。その中から講師が選定した歌を一緒に歌っていくという方法だった。今回は前回のようにメモをすることを忘れたので、思いつくままに記してみると…。
「ここに幸あり」「有楽町で逢いましょう」「上を向いて歩こう」「高校三年生」「恋の季節」「長崎は今日も雨だった」「知床旅情」「てんとう虫のサンバ」「襟裳岬」「北国の春」「津軽海峡冬景色」などなど…、どれも懐かしくその歌が流行った当時を思い出しながら声を和して歌った。

            

 昭和も40年代後半になると、フォーク調の曲も世の認知を受け始めたころなのだが、残念ながら一曲も取り上げられなかった。ここはあくまで講師の選択だから仕方がない。

 講師は元中学校教師だということで、ただ歌うだけではなく、その曲の背景などについての解説も織り込んでくれるために一層楽しく、意義深い音楽の時間となった。
 2時間にわたってほとんど歌いっ放しだった私たちは、講座を終えた時には軽い疲労感を覚えた。と同時になんだか解放感に満たされた思いにもなった。
 そういえば、この講座は道民カレッジの「健康スポーツ」の2単位が認定されている講座だった。