田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北海道と落語と枝光と

2010-04-13 23:59:59 | ステージ & エンターテイメント
 4月10日に「平成開進亭5周年記念感謝祭」を聴いた。落語体験はまだまだ浅いのだけれど、落語と北海道について考えてみることにした。

 私のブログに何度も登場している「平成開進亭」が5周年感謝祭を行うということで、3月の5周年記念祭に続いて聴いてきました。
 主宰者である桂枝光さんは相変わらず絶好調とみえて、機関銃のように言葉を連発し、聴衆を笑いの渦に巻き込み、私も大いに笑わせてもらいました。

 落語不毛の地と言われた札幌において毎月定期的に開催してきた「平成開進亭」が5周年を迎えたことはとても大きなことだと思います。
 不毛の地の開拓者としてこの5年間いろんなご苦労があったことと察します。
 しかし、そんなことはおくびにも出さず関西人ののりで明るく観客を沸かせてくれます。

 枝光さんが札幌に居を構えたことで、札幌のみならず道内他市町村への出張し、笑いの輪を広げているということです。
 最近は江戸落語や上方落語の大物といわれる人たちの札幌公演が目立ちます。
 このことも枝光さんが地道に落語の良さを広めていったことと無関係ではないような気がします。

 今のところ枝光さんに続く人は出てきていないようですが、できれば彼が弟子をとり、その弟子が「平成開進亭」において前座を務めるような形になってくれたら、と思います。
 まだまだ若々しい枝光さんですからこれからも「平成開進亭」を続けていただき、北海道に落語をしっかりと根付けさせてほしいと願いたいと思います。

 ところで今回の[感謝祭]と3月の[記念祭]とどこが違うのかな?と思いましたが、今回は3月にはなかった南京玉すだれとバルーンパフォーマンスの色物が二つ用意されていたところがその違いかな、と思いました。
 記録として、当日の演目を記しておくことにします。

◇前      説      漫才コンビ〝わびさび”
◇開 口 一 番      桂 枝光
◇江 戸 落 語      林家とんでん平
◇南京玉すだれ       柳亭互久楽
◇隣  の  桜       桂  枝 光
     ~ 中 入 り ~
◇お  題  噺       桂  枝 光
◇バルーンパフォーマンス    グッチ
◇祟  徳  院      桂  枝 光