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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北海学園大演研 春の特別公演

2009-05-01 23:50:06 | ステージ & エンターテイメント
 脚本、演技ともにまだまだ改善の余地があるのでしょうが、若々しい舞台には好感が持てました。

 3月下旬、札幌市内の小劇場を初めて体験して「う~ん、分からん」と唸っていた私でしたが、懲りずにまたまた小劇場を覗いてみることにしました。

 4月下旬、北海学園大学演劇研究会が春の特別公演ということで市内の専用小劇場「BLOCH」(場所はこちら)で6回の公演(2演目)を行うことを知りました。
        
        ※ 小劇場「BLOCH」の入っている岩佐ビル全体の写真です。      

        
        ※ 「BLOCH」の入場口を写しました。
       
 4月25日(土)12時からの「住所不定~ほおむれすのキミ~」を観劇しました。(当日券700円)
 会場は150人くらいも入れば満杯でしょうか?その会場がはちきれんばかりの満員状態になりました。学生の演劇ということで友人・知人が多く駆けつけたのでしょうか。それともチームナックスの原点となった演劇部ということで人気があるのでしょうか。ともかく何度も会場整理をした上で開始予定時間を遅らせてようやくスタートしました。
        
        ※ 開演前にスタッフの許可を得て舞台を写しました。

 脚本は3月に観た亀山社中のような何がなんだか分からなかったのと比べるとはるかに明解で、ストーリー性もありました。
 若者らしい感性を織り交ぜながらホームレスという現代社会の課題を提示しながら、個々の心の内の葛藤も描こうとする意欲作と見ました。

 脚本も、演技もアマチュアの域を出ないものなのかもしれませんが、意欲的に取り組む彼らの姿には好感が持てました。
 果たして演劇関係者や学生たちの評価はどうなのでしょうか?

「うん。演劇もなかなか面白い世界だわい」と感じた春の一日でした。