田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

劇団四季  ウェスト サイド ストーリー

2009-05-27 17:07:01 | ステージ & エンターテイメント
 いつ観ても劇団四季のダンスには圧倒されます。魅せる舞台を創る劇団四季にはいつも感動させられます。今回も「WEST SIDE STORY」のステージでその魅力を堪能しました!。
                

 鍛えられたキレのあるダンス
 どこまでも伸びやかな歌声
 会場の隅々にまで行き渡るセリフ
 劇団四季の舞台はこれまでも片手に余るほど観てきましたが、いつも感ずることです。

 昨夜、厚生年金会館(場所はこちら)で行われた札幌公演の1回目のステージを観劇してきました。(札幌では31日まで7公演が予定されています)
 演目はミュージカル界の不朽の名作「WEST SIDE STORY」です。
 札幌で「WEST SIDE STORY」が演じられるのは1994年以来15年ぶりとか、待ち望んでいたファンがどっと押しかけ、満席状態で午後6時40分スタートしました。
 
 スタートから鍛えられ磨き上げられたスピードとキレのあるダンスがステージいっぱいに繰り広げられます。一糸乱れぬとはこのような状態を指すのでしょう。
 全ての要素で高い水準にある劇団四季ですが、特にダンスの実力がずば抜けていると私は感じています。
 ストーリーについてはこちら()を参照いただくとして、息もつかせぬ舞台展開で魅せるステージに満員の観衆は吸い寄せられ、あっという間の2時間50分(休憩20分を含む)でした。

 ここでやぶにらみの小話をひとつ。
 ミュージカルスターというと、鍛えられたスリムな体型をイメージします。
 確かに全員がスリムだったのですが、その中で主役のトニー役がややふっくらとした印象がありました。そこで仔細に見てみようとオペラグラスで観察したところ、確かに「注意しないといけないぞ」という感じでした。
 特に臀部から太腿あたりがかなりふっくらした感じなのです。
 そう思って他のキャストを見てみると、いずれもが細身の身体ながら臀部から太腿にかけての部分が発達しているように見えました。
 それはきっと長年にわたって鍛えられた筋肉が発達したせいなのだと思いました。
 そうでなければ、あのようなスピードとキレのあるダンスを表現し続けることはできないのでしょう。
 魅せる舞台を提供し続ける劇団四季の秘密の一部を発見したような思いにかられた昨夜のステージでした。