田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

自らの落としどころを求めて

2008-02-24 16:48:05 | 札幌(圏)探訪
 60を過ぎた男が今さら自分探しの旅でもありませんが、私はこの一年あらゆる方面(とはいえ関心のないところも多いのですが)に触手を伸ばし札幌市内外を彷徨してきました。
 この自分の行為は明確に言葉としては言い表すことはできないのですが、きっと私の中に自分探しの旅ならぬ、自分の落としどころを求めて彷徨っているのだろうと、我が身を冷静に観察しているもう一人の自分がいます。

 そんな私は某日、札幌市市民活動サポートセンターが開催した「市民活動入門講座」なるものに参加してきました。
     
      ※ サポートセンター内を参観する参加者たちです。

 市民活動サポートセンターは、札幌市エルプラザという公共施設とオフィスビルが同居するという都会型の施設に入居しています。

 エルプラザは、建物南側の4階建ての部分に「市民活動サポートセンター」、「消費者センター」、「環境プラザ」、「男女共同参画センター」、「情報センター」といった札幌市の公共施設が入っています。

 一方、北側13階建ての部分には企業事務所などのオフィスビルとなっています。
 このエルプラザは、JR札幌駅と地下道で直結していてアクセスがとても良いことが一つの特長です。
 なお、エルプラザの命名は、建物全体を西側から見たときL字型に見えるところから名付けられたと聞きましたが・・・。

 入門講座の方は、私はこれまでエルプラザに何度か足を運んでいましたし、同種の講座も何度か受講していましたので、ことさら新しい情報を得ることはできませんでした。
 しかし、サポートセンターに登録している各種団体・サークルの数が1,800余と聞いて、改めて市民活動の盛り上がりを感ずることができましたし、その方々が実際にセンターで活動している様子を目の当たりにできたことは刺激となりました。

 一つ発見したことは、私が自らのキャリアの中から自然入会していたある団体がセンターに登録されていたことです。つまり私は立派に(?)市民活動をしている一人ということになるわけなのかな?

 私がこれまで彷徨を繰り返してきたことは、自らの落としどころを探す手段と考えていました。しかし、最近はその彷徨自体が目的の一つのように思えてきました。
 つまり、彷徨の様子をブログで発信することによって、幾人かの人たちにささやかな情報を伝え、コミュニケーションを楽しんでいます。
 そのささやかな情報を伝えるために、「次はどこを彷徨おうか?」と思案している自分がいます。
 このこと自体が私にとっては、生きがいとなりつつあり、私の元気の源になっているような気がしています。「これはもう立派な私自身の生きがいじゃないか!」と・・・。

 と開き直った私は、これからも札幌市内外を彷徨い続けることでしょう・・・。