ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の荒川沿いにある桜草公園で、トラフズクを観察しました

2015年11月25日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の荒川沿いにある桜草公園(特別天然記念物の「田島ヶ原サクラソウの自生地」)は現在、一面の枯れたヨシ原です。

 広大な秋が瀬公園の一番下流側にある桜草公園は、冬鳥などの野鳥の観察スポットです。

 一面の枯れたヨシ原の中に、羽根が茶褐色の野鳥が2羽、目の前を横切って飛びながら入っていき、ヨシ原の奧でごそごそと音を立てています。



 結局、この野鳥は出てきませんでした。

 桜草公園の奧にある竹やぶの中に、今年もフクロウの仲間のトラフズクが越冬しに来ました。

 竹やぶの中に留まって、目をつぶっている(たぶん寝ている)トラフズクです。夜行性で、昼間は樹上などで休むからです。



 観察している間は、目を開けず、身体の向きを変えませんでした。





 数人の野鳥観察愛好家の方が、バズーカ砲のような望遠レンズを付けた一眼レフカメラを三脚に載せ、トラフズクが起きるのを待っています。

 今年の冬は、この竹やぶで、トラフズクが数羽、越冬しました。今回も数羽のトラフズクが飛来しそうです。

 ソメイヨシノの並木はほとんど葉を落としました。その奧に巨大なさくらそう水門が見えます。



 ちょうど、逆光になっています。

 ソメイヨシノの並木の木の中には、大きなキノコが生えているものもあります。



 桜草公園は冬鳥などの野鳥観察スポットの一つなので、今後も時々、散策してみたいと考えています。

 なお約1週間前に、桜草公園を訪れた話は、2015年11月20日編をご覧ください。

埼玉県児玉郡神川町の城峯公園で咲いているフユザクラ見物に行ってきました。

2015年11月24日 | 季節の移ろい
 埼玉県児玉郡神川町矢納の山中にある城峯公園で咲いているフユザクラ(冬桜)見物に行ってきました。

 埼玉県と群馬県の県境を東西に流れる神流川(かんながわ)に設けられた下久保ダムがつくる神流湖(かんなこ)の南側にそびえる神山の中腹につくられた城峯公園(じょうみねこうえん)は、フユザクラの名所です。

 11月下旬になり、フユザクラがよく咲いていると聞いて、神流湖を囲む山中の城峯公園に行って来ました。標高約500メートルの山の中です。

 城峯公園のフユザクラはまだ、それほど咲いていませんでした。





 桜園というフユザクラの木が多数植えられた斜面でも、花は枝にパラパラとしか咲いていませんでした。小降りの八重咲きの花です。





 今年は11月中旬から、気温が比較的高かったことが、花の咲き具合に影響しているのかもしれません。

 城峯公園には、フユザクラ見物としては5、6回は訪れているのですが、今年が一番、花のつきが悪いと感じました。良く花を咲かせていた年は、城峯公園の下側斜面の各所で、フユザクラの木は満開でした。

 実は、埼玉県神川町と群馬県藤岡市の比較的人家が多い商店街の街道にも、フユザクラの木が多数植えられています。この市街地のフユザクラの木は花を多数、咲かせていて、見事でした。

 11月中旬から気温が比較的高かったことから、城峯公園のカエデの葉もあまり色づきがよくありませんでした。





 城峯公園の南側には、向かい側の山奧にある集落が望めるのですが、今回は小雨模様の霧が出て、山向こうは拝見できませんでした。また、城峯公園の風景も霧で撮影できませんでした。

 こうしたフユザクラの花の不作なことも実際にはあるのだと感じて、山を下りました。神流町側に下りる南側の山道はくねくね道で、斜度がきつかったです。

人気作家ジェフリー ディーヴァー の「ロードサイド・クロス」を読み始めました

2015年11月23日 | 
 米国の人気ミステリー作家のジェフリー ディーヴァー (Jeffery Deaver)が数年前に書いたミステリーの単行本「ロードサイド・クロス」(文藝春秋が発行)を読み始めました。

 実は、今年2015年10月17日に発行された最新作の単行本「スキン・コレクター」を買い求め、読み始めようとしたら、2010年10月30日に文藝春秋が発行した単行本「ロードサイド・クロス」をまだ読んでいなかったことに気づき、パラパラと中身を見始めたところ、読み始めてしまいました。



 この単行本「ロードサイド・クロス」の主人公は、カリフォルニア州捜査局(CBI)の捜査官です。尋問などの際の人間の会話時のしぐさなどを洞察し、その心理などを読み取る天才です。このキャサリン・ダンスは、ジェフリー ディーヴァーのヒット作品の天才捜査家(民間の捜査コンサルタント)のリンカーン・ライムシリーズに以前に尋問の名手として登場した女性捜査官を主人公です。彼女を主人公に据えたリンカーン・ライムシリーズの派生作品の2作目です。

 この単行本「ロードサイド・クロス」は、インターネットのブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service、SNS)に潜む、匿名者たちの悪意などの陰湿な“ネットいじめ”に加担した少女たちが次々に命を狙われ始める話です。

 米国では、社会問題・主義主張を伝える“専門的”なブログがあり、Facebookやtwitterなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスを複数利用するユーザーが多くいます。特に、米国ではビジネスマンは、FacebookやLinkedInなどを利用し、名刺に自分の” メールアドレス”を書き込んでいる方が多いそうです(求人や広告などの利用面では、米国では日本以上にソーシャル・ネットワーキング・サービス利用が普及しています)。
 
 単行本「ロードサイド・クロス」の始まりは、ダンスパーティー帰りの高校生の少女が自分の乗用車に乗ろうした時に、犯人に襲われ、海岸で溺死させられそうになる出来事から始まります。
 
 この少女を襲った犯人は、ネットいじめの被害者だった少年だという“無邪気”なうわさがソーシャル・ネットワーキング・サービス上に飛び交います。“その少年が怪しい”が次第に“その少年が犯人だ”と証拠もなくうわさが変わって行きます。
 
 こうしたソーシャル・ネットワーキング・サービスによる無責任なうわさの拡散は、日本ではLINEによる“いじめ問題”に似ています。
 
 ブログなどでは、ハンドルネームは匿名ですが、いくつかのソーシャル・ネットワーキング・サービスに同じユーザーが登録していると、その実名が特定でき、その実名を公表するソーシャル・ネットワーキング・サービスが盛り上がる仕組みになっています。
 
 もう一つの米国の問題は銃の所有です。ネットいじめの被害者だった少年は、自宅から父親が所有していた拳銃を持ち出します。この結果、カリフォルニア州捜査局(CBI)の捜査官は防弾チョッキを着用します。こうした点は、日本とは社会基盤が違う米国社会を物語ります。細部では、日本と米国の社会の違いをいろいろと感じます。
 
 この単行本のタイトルになった“ロードサイド・クロス”とは、何者かが主要道路脇に十字架のサインを置くと、事件が起こるという謎を追うからです。この“ロードサイド・クロス”を道路脇に置くのは誰か、その犯人は誰かを、主人公のキャサリン・ダンスが明らかにしていきます。
 
 そして最後には、キャサリン・ダンスは完全犯罪の驚愕すべき全貌を解明するそうです。現在、分厚い単行本の約半分読み終えました。米国社会・米国人の考え方などが、平均的な日本社会・日本人と予想以上に違うと感じて、読み進めています。
 


埼玉県南部では、皇帝ダリアが美しいピンク色の花を咲かせています

2015年11月22日 | 季節の移ろい
 埼玉県南部の市街地では、皇帝ダリア(正確には、木立ダリア)が綺麗なピンク色の花を咲かせています。

 最近は、皇帝ダリアは人気が高く、近所でも所々に植えられて、花を咲かせています。


 
 花がサザンカ程度しか咲いていない“花ももみじもなかりけり”の時期に近づくころは、美しい皇帝ダリアの花は目立ちます。






 
 実は、背の高さが3メートルから4メートル程度ある皇帝ダリアの“木”は、霜にあたると、弱り、枯れ始めるそうです。テレビの天気予報では、「11月21日から始まる3連休後半は、関東地方では霜が下りる可能性がある」と報じています。
 
 この3連休過ぎには、皇帝ダリアの美しい花がしおれる可能性がありそうなので、近所にあわてて皇帝ダリアを見に行きました。
 
 この皇帝ダリアの美しい花は、先週、埼玉県深谷市の郊外を走った時も、埼玉県比企郡川島町の郊外を通った時にも、美しく咲く皇帝ダリアの花に何回も出会いました。ところが運悪く曇りの日でした。青空でないと、皇帝ダリアの花の美しさが見えません。
 
 近所のお寺の境内に植えられたカエデの木も、紅葉が進み始めています。




 
 埼玉県南部の市街地では、秋が晩秋に向かって進んでいます。


さいたま市桜区にある荒川彩湖公園で、オオバンの群れに出会いました

2015年11月21日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区大字田島にある荒川彩湖公園に、カモ類などの水鳥を観察しに行って来ました。

 荒川彩湖公園は、荒川沿いにつくられた荒川第一調節池(貯水池)の彩湖(さいこ)沿いにある広大な公園です。



 この公園は、グランドなどの運動施設も拡充しています。

 広大な荒川第一調節池の彩湖には、様々な水鳥などが飛来し、住み着いています。

 岸辺近くの水面には、数10羽のオオバンが集まり、水面を進んでいます。くちばしの白さが目立ちます。



 岸辺近くの水辺には、ヒドリガモやキンクロハジロなどが数10羽、浮かんだり、泳いだりしています。

 ヒドリガモの多くは、水面に浮かびながら、首を回して頭部を身体の羽根の中に入れています。保温のためでしょうか。

 水面に浮かびながら、羽根の手入れをしているヒドリガモです。



 比較的元気に動き回っているキンクロハジロです。



 こうしたカモ類の中に、カンムリカイツブリが数羽、混じって泳いでいます。





 カンムリカイツブリの身体の羽根は冬羽根になっています。カンムリカイツブリは時々、水中に潜ります。そしてかなり離れた水面に浮かび上がります。

 岸辺近くを泳いでいたオオバンの群れは、いつの間にか岸辺に上がり、近くの草むらで草を食べています。



 荒川彩湖公園の荒川沿いの下流側には、荒川の旧流路を利用した彩湖・道満グリーンパーク(埼玉県戸田市)が広がっています。荒川彩湖公園と彩湖・道満グリーンパークを併せると、一周するにはかなり時間がかかります。

 この二つの公園を併せた長い歩道を、ランニングする人やサイクリング用の自転車で回る方が多数います。土曜日や日曜日は多くの方が自転車での走行を楽しんでいます。