ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県吉見町の道の駅で、食べたいと思っていた梨の「彩玉」を購入しました

2014年09月16日 | グルメ
 埼玉県比企郡吉見町の荒川近くにあるさくら堤公園に向かう途中で、道の駅「いちごの里よしみ」に立ち寄り、梨の「彩玉」を購入しました。

 道の駅「いちごの里よしみ」の農産物直売所に入ると、一度食べてみたいと思っていた梨の「彩玉」を売っていました。



 「彩玉」は「さいぎょく」と呼びます。何となく“さいたま”とも呼べるような気がしますが・・。

 「彩玉」は、埼玉県農林総合研究センターの園芸研究所が育成した埼玉県のオリジナル品種です。梨の「新高」(にいたか)と「豊水」(ほうすい)を交配し、選抜を重ねて育成した新品種です。

 「彩玉」の特徴は、約550グラムの大玉で果汁が多く、「幸水」以上に甘い(糖度13度から14度)点とうたっています。「幸水」が終了する8月下旬から9月上旬ころが収穫期だそうです、

 埼玉県の梨の産地である児玉郡神川町の特定の販売所でも、「彩玉」を販売しているとのことでしたが、不幸にもこれまでは買うことができませんでした。

 埼玉の独自ブランドの梨として、埼玉県内でしか購入できません。生産量が少ないからです。

 「彩玉」は大玉なので、食べがいがあります。購入したものは、肉質がやや柔らかめで、ジューシーでした。

埼玉県吉見町のさくら堤公園では、多彩な色のヒガンバナの花が咲いています

2014年09月16日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡吉見町を流れている荒川近くのさくら堤公園では、多彩な色のヒガンバナ(彼岸花)の花が咲いています。白色、黄色、うすいピンク色などの多彩な色の花のヒガンバナの群生地です。

 さくら堤公園は全長1.8キロメートルの堤の両側斜面にソメイヨシノの並木が植えられ、その真ん中の上部をサイクリングロードが通っています。ソメイヨシノ開花時には花見客で賑わう、埼玉県内のサクラ観賞の名所です。

 さくら堤公園の堤の両側に植えられたソメイヨシノの並木は葉が茂り、うっそうとしています。そのソメイヨシノの並木の斜面の草原部に多彩な色のヒガンバナの花が咲いています。不思議な光景です。



 通りかかった地元の方にお話を伺うと、この多彩な色のヒガンバナの花は8月半ばにはもう蕾をつけ、8月末には満開になったそうです。このため、深紅の色のヒガンバナの花はもうしぼんでいます。

 白色のヒガンバナの花です。



 うすいオレンジ色がかったが黄色の花です。



 ピンク色の花です。



 白地にピンク色の”芸”が入った花です。



 早咲きの多彩な色のヒガンバナは、約100メートルにわたって群生しています。深紅の色の花は既にしぼんで、実をつけているものもあります。

 この早咲きの多彩な色のヒガンバナは観賞用の園芸種とのうわさがあるそうです。初秋の観光名所づくりとのうわさだそうです。

 この早咲きの多彩な色のヒガンバナ群生地以外の場所(ソメイヨシノの並木の根元部分)では、普通の野生種のヒガンバナが蕾をつけた茎を伸ばし、いくらかが深紅の花を咲かせています。



 こちらのヒガンバナは、周囲の田んぼに咲くヒガンバナと同時期に花を咲かせています。同じ野生種なので当たり前ですが・・。

 野生種に先立って多彩な色の花を咲かせているヒガンバナはいくらか話題にはなっているようです。訪れた時はソメイヨシノの並木の真ん中を通るサイクリングロードをロードレーサー(ロードバイク)型の自転車に乗った方が時々通ります。その一方で、ヒガンバナ見物の方はごくわずかでした。

 地元の方に「ヒガンバナの花が咲いているさくら堤公園はどこですか」と伺うと、「ヒガンバナが咲いていることは知らない」とのお返事が多かったです。地元でもまだそれほど知られていないようです。

長野県佐久市の佐久荒船高原では、秋晴れの下でコスモスの花が咲いています

2014年09月15日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、ここ数日間にわたって、秋晴れを一応保っています。夜に雨がたまに降る程度の秋の天気です。

 朝の日射しに照らされている、コスモスが一面に育っている草原部分です。



 コスモスの花はあまり咲いていません。今年8月中旬などに雨が多かった分だけ、日照時間が短かったようで、例年に比べてコスモスの背丈が低く、花の咲き具合はよくありません。



 ちょうど1年前の2013年9月15日編でコスモスの花の咲き具合をお伝えしています。

 コスモスの花は遠目にはパラパラと咲いています。近づくと、いくらかかたまって咲いています。



 コスモスの花が例年並みに咲いていると期待して、佐久市側からコスモス見物の方が上ってきます。

 標高が1100メートルから1200メート手程度の佐久荒船高原の森陰では、現在一番よく咲いている山野草は、サラシナショウマの花です。



 晩夏のまだ暑いころから咲き続けているのは、オタカラコウの花です。水が流れる辺りに、たくさん咲いています。



 その近くの湿地では、ミゾソバが群生しています。

 佐久荒船高原の北西側にそびえている浅間山(標高2568メートル)の山頂部分は、ここ数日、雲(霧?)に覆われています。ずっと山頂が見えません。



 佐久荒船高原の南側にそびえている荒船山(標高1423メートル)上部の艫岩(ともいわ)に夕日が当たっています。



 秋晴れの穏やかな日射しです。秋が静かに深まっています。

群馬県富岡市の妙義山麓では、ヒガンバナの真紅の花が咲き始めています

2014年09月14日 | 季節の移ろい
 群馬県富岡市の北西側にそびえている妙義山(実際には白雲山、金洞山などの連山の総称)の麓に広がる田んぼでは、稲穂が実り、田んぼはいくらか黄色く色づいています。

 その稲が実った田んぼの畔では、ヒガンバナ(彼岸花)の赤い花が所々で咲き始めました。





 “曼珠沙華”という別名の通りに、真紅の花が咲いています。





 ヒガンバナの花芽を持つ茎が数日間で急に伸び、現在はまだ蕾の方が多い時期です。

 ヒガンバナの近くでは、野生化したニラの花がたくさん咲いています。



 そのニラの花に、ツマグロヒョウモンが蜜を吸いに来ました。



 妙義山の麓を流れる高田川沿いの両側には、田んぼが広がっています。その田んぼでは、稲穂が頭を垂れています。



 まさに瑞穂の国の風景です。

 久しぶりに秋の日差しの穏やかな一日でした(実際には、ラジオの天気予報によると、夕方には急なにわか雨の可能性もあるとのことでしたが、富岡市では降らなかったようです)。


長野県諏訪町の八島湿原では、白い花のヒヨドリバナが咲いています

2014年09月13日 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町の北東側山麓にある霧ヶ峰高原の八島湿原に行った話の続きです。

 霧ヶ峰高原の主峰である車山(標高1925メートル)の北西側の裾野に広がっている八島湿原(標高は約1600メートル)は秋を迎えています。

 八島湿原の入り口から見える八島ケ池の奥に広がる湿原は、やや色づき始めています。湿原の草原部分はクサモミジ(草紅葉)に向かって次第に色づいています。



 八島湿原を囲む斜面には、白い小さな花のヒヨドリバナがあちこちに咲いています。



 ヒヨドリバナの群生の中に、黄色い小さな花のキオンも咲いています。

 ヤマハハコは盛夏から咲き続けています。一見地味ですが、多くの方に愛されている山野草です。



 草むらの中に、ヤマラッキョウの赤紫の小さな花が咲いています。



 カワラナデシコの花もわずかですが、まだ咲いています。少し濃いピンク色が鮮やかです。



 ワレモコウ(吾亦紅)の花も、所々に咲き続けています。



 タテハチョウ系のツマグロヒョウモンなどが花の蜜を求めて乱舞しています。



 ツマグロヒョウモンなどのチョウは、行く夏を惜しみながら、花の蜜を急いで飲んで体力をつけているようです。

 標高が約1600メートルある八島湿原は、予想以上に涼しくなっています。9月中旬になり、ここでは秋の足音がそこまで来ているようです。