ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪市の霧ケ峰高原の草原で、1羽のノビタキに出会いました

2014年09月06日 | 旅行
 長野県諏訪市郊外の霧ケ峰高原の交通の要所になっている強清水(こわしみず)付近の草原もススキが目立つ枯れ野になり始めています。

 霧ヶ峰高原を通る山岳道路のビーナスラインの観光拠点の車山肩から約1キロメートルほど西に移動すると、霧ヶ峰高原の分岐点となる道の駅の“霧の駅”に出ます。

 道の駅“霧の駅”から望む車山です。車山山麓の草原の緑色がやや褐色になり始めています。



 道の駅“霧の駅”近くの草原では、ススキの中にマルバダケブキの花が咲いていました。



 ワレモコウも所々に咲いています。



 ここのワレモコウは里山に咲いているワレモコウに比べて、背丈が低いです。環境が厳しいためでしょうか。

 ここでも車山肩と同様に、草原の茂み中に咲くノハラアザミの花などに、タテハチョウ系のツマグロヒョウモン(ヒョウモン系はどれも似ているので推定です)が留まっては移動し、蜜を吸う作業を続けています。



 車山肩でも、道の駅“霧の駅”近くの草原でも、夏鳥のホオアカやノビタキは姿をみせませんでした。ビンズイやホオジロも鳴いていません。多くの野鳥は車山が晩夏・初秋を迎えたために、里山に下りたようです。

 飛んでいるのは、ツバメ(イワツバメかも)だけです。

 突然、鳴き声がして、ノビタキの雌が1羽登場しました。シカ対策の電気柵のワイヤーに留まりました(電気はもう流れていない?)。







 何となく、羽根が毛羽立っています。身体もやや小振りな感じです。

 夏に比較的遅く誕生したノビタキの幼鳥ではないかと想像しています。体力をつけてから、仲間のノビタキを追って下山し、日本を離れるようです。