ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川越市の伊佐沼では、カイツブリの幼鳥が水面を泳いでいます

2014年09月01日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市伊佐沼にある、その名の通りの伊佐沼という大きな池に、約1カ月ぶりに行ってみました。住み着いている水鳥のセイタカシギがどうしているかをみるためです。

 川越市市街地の東側の荒川沿いの近くに位置する伊佐沼は、南北方向に約800メートル・東西方向に約200メートルのほぼ長方形に近い、大きな池です。周囲の水田に水を供給する農業用ため池です。

 伊佐沼はいくらか西側に傾いています。その伊佐沼の北側部分は、ハス田(蓮田)になっています

 ハスの花の大部分はしぼんで実をつけています。ごく数輪だけ、まだ花を咲かせています。





 ハスの花は7月末には、もうしぼんで実をつけ始めていました(その時の様子は、弊ブログの2014年7月28日編をご覧ください)。

 この7月末時点では、カイツブリの番がいくつかいて、それぞれが巣をつくり、卵を温めていました。その後の日本の本州を通過した台風などの豪雨の影響で「カイツブリの巣が流された」と、伊佐沼に通っている野鳥観察愛好家の方から伺いました。
 
 今回、伊佐沼のハス田近くでは、カイツブリの幼鳥が2羽いて、水面を懸命に泳いでいました。





 数分潜って、少し先の水面に浮上します。自分で小魚などのエサを捕れるまで成長しています。
 
 広い伊佐沼のどこかにあった巣でヒナをかえしたようです。カイツブリの親も数羽いました。
 
 セイタカシギはハス田の近くに杭の上に、5羽いました。数10メートル先の杭の上にいます。


 
 午前10時ごろなので、セイタカシギは羽根を休めています。早朝からエサを捕って食べた後の休憩モードの様子です(7月ごろのセイタカシギの様子は、弊ブログの2014年7月28日編をご覧ください)。

 この杭の近くでは、コサギやカワウも休んでいます。コアジサシはもう南へ飛び立ったようです。

 ハス田の中の杭の上では、カルガモも数羽、のんびり休んでいます。


 
 カルガモの幼鳥も無事に育っています。その4羽が隊列を組んで水面を移動しています。カルガモの幼鳥はエサを捕っている様子です。
 
 伊佐沼の周囲にひろがっている水田では、イネが実をつけて稲穂が“頭”をたれています。イネはいくらか黄金色に色づき始めています。実りの秋が近づいています。