ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県茅野市の車山高原では、マツムシソウがたくさん咲いています

2014年09月05日 | 旅行
 長野県茅野市北山の車山高原では、淡い紫色のマツムシソウの花がたくさん咲いています。マツムシソウは、マツムシが鳴く晩夏から初秋にかけて花を咲かせるので、マツムシソウという名前がついたそうです。

 標高1925メートルの車山山麓の観光名所である車山肩は、初秋になって観光客が大幅に減り、トレッキング姿の登山客が目立ちます。

 車山肩近くの山麓の草原は、少しくすんだ緑色になっています。夏の山野草が終わり、ススキなどが増えているからです。



 7月下旬にニッコウキスゲ(本当はゼンテイカ)の黄色い花がたくさん咲いていた草原部分は、現在はススキなどが目立ちます。このため、草原はいくらか褐色になっています。



 車山肩近くの草原では、マツムシソウ(松虫草)があちこちに咲いています。



 淡い紫色のマツムシソウの花が風にそよぐと、風情があります。

 草原の地表近くでは、ウメバチソウ(梅鉢草)の白い花が目立ちます。



 草原の茂み中では、ヤマラッキョウの濃い赤紫色の花が所々に咲いています。



 草原の茂み中に咲くノハラアザミの花などに、タテハチョウ系のツマグロヒョウモン(ヒョウモン系はどれも似ているので推定です)が留まっては、いくらかすると移動し、蜜を吸う作業を続けています。



 車山高原は秋に向かって、高山植物たちがが実を付け始めています。