ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

朝日新聞紙に掲載された「新米安値 作柄上々」という記事を拝読しました

2014年09月17日 | 日記
 2014年9月14日の朝日新聞紙の朝刊一面に掲載された見出し「新米安値 作柄上々・余る13年度産・ご飯離れ・・」という記事を拝読しました。

 この記事は、各地のスーパー店頭に並び始めた2014年産米の“新米”が、昨年秋より安い値付けになっていると伝えます。東京都内のスーパーでは、高知産や宮崎産の新米コシヒカリ5キログラムが税込み1800円前後で売り始められているとのことです。昨年秋より1割超安い価格だそうです。

 
 朝日新聞紙のWeb版である朝日新聞 DIGITALでも、同様の見出しで掲載されています。



 少子高齢化による人口減によって、コメを食べる量も人も減っていく時代になり、2013年産米が多く余っていることも響く背景での収穫になると予想されています。この結果、農協が農家から買い取る新米の価格は、昨年より1割以上も下がったことが、店頭価格を引き下げているようです。

 大規模農業を目指す農家や農業法人は、コメの作付け面積を増やし、田んぼでのコメの生産性を高める努力を続けています。こうした方々にとっては、今年の新米価格の安値は生産意欲を下げることになります。

 長野県、群馬県、埼玉県の各地の田んぼでは、現在、黄金色に実った稲穂をみることができます。



 田んぼは広範囲なダムなどの水源として機能し、大雨の後にはいったん水をため、次第に下流側に放出するバッファー機能を果たしています。
 
 そして、田んぼは多くの昆虫や魚、カエル、水鳥などの動物を育てる“豊かな環境”を提供しています。

 日本各地のコメを中核とした農業をどう保つのか、大きな課題を突きつけられています。日本のコメをどう育成し、食糧を得ていくのかの、中核にコメが存在しています。日本の豊かな田園風景をどう維持するのかは、多くの方の宿題です。