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ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県渋川市郊外の赤城自然園で、キビタキの群れに出会いました

2014年09月19日 | 旅行
 群馬県渋川市郊外の赤城山の南側山麓にある赤城自然園に行った話の続きです。

 満開のフジバカマの花に群がるアサギマダラなどを見た後に、さらに奥にある深い森に脚を伸ばしました。赤城自然園の標高が一番高い部分で、落葉樹の自然林に接しています。

 快晴の初秋の日射しに照らされた落葉樹の葉です。



 ここでは野鳥の鳴き声が賑やかでした。低木の木が実を付けていて、この木に群がっていました。静かに近づいたつもりでしたが、一羽の野鳥が飛び去ると、すべての野鳥が避難しました。この野鳥の中に、目立つ黄色い羽根を持つキビタキが数羽いることに気が付きました。

 木陰で静かに待っていると、キビタキは戻ってきたのですが、背の高い木の上部の木陰に留まって、葉陰であまり見えません。葉の陰から出てきたところを、なんとか撮影したものです。



 後で出会った自然観察員の方に「キビタキが3、4羽の群れで来ていた」と伝えると、「この時期はキビタキは珍しい」とのことでした。キビタキは山を下り、本州を西に向かって移動を始めています。

 他には、メジロもいたように感じましたが、自信はあまりありません。

 キビタキの登場を待っている時に、すぐ側の木に留まったコゲラです。



 一番小さいキツツキであるコゲラは、木の幹を激しくつっつき、中にいる虫を探します。

 トンボもたくさん飛んでいます。“赤トンボ”が留まりました。ショウジョウトンボではないかと思います。



 当初はサラシナショウマの咲き始めの花ではないか思った山野草はオオバショウマの花です。タテハチョウ類が群がっています。



 レンゲショウマの群生地の地面には、タマゴダケが生えています。



 赤城山の南側山麓にある赤城自然園では、秋が静かに深まっています。