ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都中央区の東京都立浜離宮恩賜庭園では、ウメの花が咲き始めています

2014年01月25日 | 季節の移ろい
 東京都中央区の東京湾沿いにある東京都立浜離宮恩賜庭園では、1月半ばからコウバイ(紅梅)の花が咲いていると聞いたので、ウメの花を見に行ってきました。

 浜離宮恩賜庭園は、東京湾から海水を取り入れて、潮の干満で景色の変化を楽しむ、潮入りの回遊式築山泉水庭が特徴です。海水を取り入れる池がある庭園は、かなり珍しいそうです。

 潮入の池の中央にある中島に立つ御茶屋です。



 潮入の池には、ハシビロガモやホシハジロなどのカモ類が数10羽、泳いでいます。



 20羽程度のカモ類は仲間の数羽が水底のエサ(水草?)を狙って潜ると、周囲のカモも相次いで続いて潜ります。このためエサを採る場所に、カモ類は集まってきます。



 数は少ないのですが、カイツブリも数羽いて、盛んに潜っています。

 夕方になって日が傾くと、潮入の池の湖面は夕日によってキラキラと輝き、カモ類が水面に浮かんでいることが目立ちます。

 お目当てのウメの花が咲いている梅林は、築地川沿いの水上バス発着所の手前にあります。

 梅林ではコウバイ(紅梅)の木が5本程度、二分、三分咲きです。





 二分、三分咲きのコウバイの木は、遠目にも赤い花が目立ちます。

 ハクバイ(白梅)の木も、既に花を咲かせている木があるとのことでしたが、ハクバイの木を見つけることができませんでした。

 梅林の手前にあるお花畑では、ナノハナ(菜の花)がいくらか咲き始めています。野鳥がナノナナの花芽をついばまれないように、ネットがかけられています。

 花木園では、ジュウガツザクラ(十月桜)の小さな花がまだきれいに咲いています。11月ぐらいからずっと咲き続けているようです。



 ジュウガツザクラの木の側にある、コフクザクラ(子福桜)の木の小さな花は既に少ししぼんでいます。

 平成22年(2010年)に復元された、潮入の池に面している「松の御茶屋」では、毎週木曜日に特別公開見学会を実施しているそうです。ふだんは、非公開の文化財施設です。