ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都千代田区の皇居東御苑では、ツバキの一部が花を咲かせています

2014年01月19日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区の皇居の東御苑では、ツバキ(椿)あるいはサザンカ(山茶花)の花が咲いています。

 現在、一般的にはサザンカあるいはカンツバキ(寒椿)と呼ばれる花木がよく花を咲かせています。





 1月半ばの咲く花が少ない季節に、目を楽しませてくれる貴重な花木です。





 皇居東御苑の本丸跡の前に広がる「松の廊下跡地」の広場を囲む林の一部に、「椿園」があります。ここで、園芸種の名前が書かれたツバキの木は、まだほとんど開花していません。

 宮内庁の皇居東御苑のWebサイトにある「皇居東御苑花だより」には、「サザンカ」の項目がありません。ツバキの種類ごとの開花時期が書かれています。今回撮影した花木は、同Webサイトによれば、ツバキの種類ということになります。

 さらにWebサイトで調べると、ツバキとサザンカは、それぞれがツバキ科ツバキ属であまり違いが無いようです。 そして、交配種も多いのだそうです。一般的には、花びらがバラバラに散るのがサザンカ、花全体が落ちて散るのがツバキとの見分け方が伝えられていますが、「皇居東御苑花だより」では、すべてツバキとして分類しているようです(その理由は分かりません)。

 この“ツバキ”の蜜を求めて、メジロが数羽、姿を見せました。木から木と動きが激しく、撮影できませんでした。

 木々の根元の地面で、エサを探しているヤマガラが数羽います。落ち葉が積み重なった木陰にいるために、いい写真がなかなか撮影できません。その内に、近くの木の枝に留まりました。ここには陽光があたっているので、なんとか撮影できました。





 ヤマガラは愛嬌のある野鳥です。正面から見える顔は独特の模様(デザイン)です。

 1月半ば過ぎは寒さが厳しくないためか、皇居東御苑に飛来しているメジロやヤマガラはまだ少ない感じです。冬鳥のシメやツグミ、シロハラも姿を現しませんでした(東御苑を軽く一周した限りの感想です)。

 冬本番はこれからです。