ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

名古屋市の東山植物園では、熱帯スイレンが野外で咲いています

2011年12月07日 | 旅行
 名古屋市千種区東山元町にある東山動植物園の植物園では、熱帯スイレンの花が3種類ですが、まだ咲いています。驚いたことに、野外で熱帯スイレンの花が咲いているのです。寒くなった現在でも、咲いているのです。

 植物園の入り口近くに、大きな温室があり、熱帯のさまざまな植物が育てられています。例えば、ブーゲンビリアのが美しい花を咲かせています。



 その温室の前には、洋風庭園がゆるい斜面に向かって4段の階段状に広がっています。4段の斜面に沿って水が流れ、一番下側の段に、スイレンをはじめとする水草がゆらめくスイレン池が広がっています。

 この野外にあるスイレン池には、熱帯スイレンが10数種類ぐらい植えてあるようです。晩秋から初冬に入りかかっている現在でも、花を咲かせている熱帯スイレンが3種類ありました。この寒さの中で、咲いていることに驚きました。

 淡いピンク紫色の花はピンクパールです。


 
 淡い紫色の花はディレクターGTムーアという名前だそうです。



 黄色い花はセントルイスゴールドです。





 セントルイスゴールドは、蕾をまだいくつか付けていて、元気そうです。

 どの熱帯スイレンも葉はややくすんで、枯れかかっているようにも見えます。熱帯スイレンは寒さに対して、生命活動を低下させつつあるように、見えます。花を咲かせていない熱帯スイレンは何となく葉などがくすんだ感じになっています。冬は水中で冬眠するのでしょうか。

 予想外に頑張る熱帯スイレンを見て、“熱帯”ではない地域で育つ熱帯スイレンの対応力を知りました。