ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

愛知県豊田市の山里の小原町では、シキザクラの花がまだ咲いていました

2011年12月11日 | 旅行
 愛知県豊田市の山間部の小原町は、晩秋に咲くシキザクラ(四季桜)の花の名所です。シキザクラの開花は毎年11月上旬から下旬が最盛期です。

 今年の「小原四季桜祭り」は、11月5日土曜日から12月4日日曜日まで開催されました。小原観光協会のWebサイトを見ると、「12月8日でも、各地区の四季桜は盛りを過ぎたが、五分咲き」と伝えています。

 シキザクラの花と紅葉を楽しむために、小原町の「和紙のふるさと」を訪ねました。和紙のふるさとでは、確かに四季桜祭祭りが終わったように、シキザクラの花がいくらか咲いている感じでした。





 豊田市の中心部から山奥に向かう途中に、小原町に近づくと、シキザクラの木があちこちに植えてあり、花が四部咲き、五分咲きの感じです。シキザクラの花は、5枚一重の薄く淡い桜色で、見た目は“枯れ木に花”という感じです。



 川沿いにはシキザクラの並木があちこちにあり、紅葉したモミジなどと華を競っています。シキザクラの木は中庸の背の高さで、それほど大きくはならないようです。





 シキザクラは1年に二度開花するサクラです。エドヒガンとマメザクラの交雑種と考えられているそうです。花は4月上旬ごろに、花を少し咲かせ、かつ新芽が出て葉が伸びます。一方、10月末や11月初めには、葉を落としながら、多数の花が開花します。

 小原町地区で11月に開催される「小原四季桜祭り」は、4会場で開催され、自然豊かな山里を巡るものだそうです。山里一帯がシキザクラの花を咲かせるようです。「小原四季桜祭り」の時には、山道が大混雑する盛況ぶりのようです。

 小原町地区は四季桜に加えて、「小原和紙」「小原歌舞伎」が有名な山里です。日本各地には、四季折々のいろいろな名所があるものです。