ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都世田谷区の下北沢駅周辺に20数年ぶりに行って来ました

2011年12月18日 | 日記
 東京都世田谷区北沢にある下北沢駅の周辺の商店街に行って来ました。私鉄の小田急線と京王電鉄の井の頭線が交差する下北沢駅周辺は、若者たちを中心に多くの方が訪れて賑わう“商店街”です。

 ある用事があって20数年ぶりに、下北沢駅で降りて、周辺の商店街を歩いてみました。テレビのニュースで「世田谷区画街路10号線(駅前広場等)整備計画の賛否を巡って、住民たちなどが対立している」と伝えていたことを何となく見てみたいと思ったのも、一因です。

 下北沢駅周辺の商店街の道は確かに道幅が狭く、自動車が入ってこれないので、歩きやすかったです。たぶん、昭和30年代から40年代の商店街がそのまま残っている感じです。



 飲食店などに混じって、古着屋や中古レコード・中古CD(コンパクトディスク)屋などが混在し、お小遣いが少ない若者がそれなりに楽しめる商店街です。車1台分程度の道幅の商店街の小道を多くの若者がそぞろ歩きしている一方、近くに住むご年配の住民が食料品などを買いに来ています。昔の八百屋さんという感じのお店もありました。

 その半面、多少値段は高いが自然食品を扱う、こだわりの食料品店もありました。







 さまざまな種類のお店が並ぶ、雑多な雰囲気の商店街は人間くさい魅力にあふれています。サブカルチャー系のお店もあることも、ここを訪れる魅力のようです。

 その一方で、たぶん下北沢駅周辺に住んでいる方が自動車で南北に移動しようとすると、道が狭い下北沢駅周辺を迂回するしかないために、「世田谷区画街路10号線(駅前広場等)整備計画」ができ、道幅の広い車道をつくる案がでているのだと感じました。道幅を広げて専門店街をつくった方が便利か、現在の昔ながらの雑多な庶民の商店街が便利なのか、なかなか判断できない問題です。

 下北沢駅からいくらか離れると、高級住宅地が広がり、下北沢駅周辺ではたぶん買い物をしない方々も多く住んでいるのだろうと感じました。

 行政上の住所としては「下北沢」という表記はなく、北沢2丁目周辺の通称だそうです。40数年前はどこにでもある商店街でしたが、20数年前ごろから若者向けのお店が増え、若者が集まる商店街に変身していました。