ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

佐久市の東側にある佐久荒船高原は厳寒期に入り始めています

2011年12月27日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、厳寒期の趣(おもむき)を強めています。雪がいくらか降って、北斜面側にはうっすらと雪が残っています。

 標高約1100メートルの佐久荒船高原は夜の気温は氷点下になっています。このために、夜明けになると、佐久市側に面した物見山の東側にあるモミの木の森は、霧氷によって白い森になります。



 佐久荒船高原の西側にある佐久市側からは、朝になると、上昇気流が生じて物見山の山頂部分に当たり、その気流中に含まれている水蒸気が、夜の間に冷やされたモミの木の枝などに付着すると推定しています。12月などの冬の初頭に、佐久荒船高原が雪に包まれるまでの風物詩です。

 背の高いモミの木ばかりでなく、周囲の落葉樹の枝も霧氷がついています。



 背の高いモミの木の上に、ホウジロが1羽、留まっています。


 
 背に低い落葉樹の枝には、褐色の野鳥が数羽、留まっています。



 運悪く、太陽光の当たる向きが悪くて、この野鳥の羽根の模様がはっきリしません。冬に佐久荒船高原に現れるハギマシコではないかと推定しています。

 よく晴れたために、佐久荒船高原の南西方向にそびえている北八ヶ岳の連峰がよく見えています。



 連峰の山頂部は冠雪しています。

 佐久荒船高原は、もうすぐ何回かの降雪によって、草原部分は積雪に包まれます。モミの木の枝にも、雪が残ります。厳寒期はもうすぐです。