まりっぺのお気楽読書

読書感想文と家系図のブログ。
ゆる~い気持ちでお読み下さい。

ノルウェー王エイステン1世妃 インギビオルグ

2016-04-22 23:17:53 | ノルウェー王妃
       どーにもこーにも肖像画がみつからないのでシグル1世妃ブラスミンをイメージして
             アーサー・ラッカムという方が書いたアイルランドの妖精のイラストを…


ノルウェー人のノルウェー王妃ということで有名
エイステン1世妃 インギビオルグ・グットルムズダター


生没年不詳/在位 1103~1123

母親の違う三兄弟で共治王になったエイステン1世の妃は
リレハンメル出身のグットルム・トレッソンの娘です。
        
エピソードは無いが家系図は立派です。
11~13世紀の王妃の中で、たった二人しかいない
ノルウェー人のノルウェー王妃のうちのひとりということが有名です。
あと、王女マリアの息子オーラフが僭称王となって、国外追放になったことぐらい?

没年もわかりません。


置いて行かれた若妻
シグル1世妃 ブラスミン・ムィルチャルタクスダター


生没年不詳/在位せず

ムィルチャルタクの娘… なんだか、タイとかモンゴルとかみたいな響きですが
ダブリン王の王女です。
ノルウェーとダブリンが同盟を結ぶために、お互いの親によってアレンジされました。

二人は1102年に結婚して、シグルはダブリンで暮らしていたみたいです。
しかし、1103年にマグヌス3世が殺害されると、14歳のシグルはノルウェーに戻り
兄弟たちと共治王として即位します。

なんだかその時に、ブラスミンは置いて来ちゃったみたいなのよね。
「必ず迎えに来るよ」「お待ちしています」みたいな、涙もののシーンはあったのかしら?
なんでも二人は、その時はまだ床入りしていなかったらしい…
そしてシグルは13年後に他の人と結婚しちゃいます。
お相手は、後にデンマーク王エーリク2世妃になるマームフレドです。

ちなみに、シグル1世はセシリアという女性とも結婚したことになってるんですが
マームフレドと離婚したわけでもなさそうなので、またまた一夫多妻でしょうか?
シグル1世は十字軍にも参加してイスラム教徒と戦った王で
十字軍戦士王と言われているのに重婚ですかぁ? 次の王は愛妾の子だし… 
中世のキリスト教的倫理感てよくわからないっす。

シグル1世の庶子で、次王になったマグヌス4世の妃は、マームフレドの姉インゲボルグと
デンマーク王子カヌート・ラグヴァルドの王女クリスティンです。

家系図はこんな感じです。
     
1132年にマームフレドの仲介で結婚したんですけど、エピソードは特にないです。

(参考文献 武田龍夫氏『物語北欧の歴史』 Wikipedia英語版)

ひとことK-POPコーナー
 

どうなのよぉ~! これ  SHINyan 正式デビューですって!! かわいいー 
キレッキレでモフモフのダンスってどんななの? 気になりすぎる!!
みんな似てる気がするけど、 ミノにゃんが… に、似てる… カリスマの瞳が…
コメント
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