詩の現場

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今日を生きていくのに、優しい言葉がいい…

2016-12-12 | 詩を歩く
今日を生きていくのに、
優しい言葉がいいと思うのだけれど…。
道端の草に目がいくのも、
空に鳥の影を探すのも、
人間に許されたそんな理由(わけ)があって。

言葉に翻訳するのは、人間だけなのかな、
と思ったりするが。実は鳥たちも、
"もう少しだから、頑張って!" なんて
話しながら飛んでいるのだろうか。
言葉って、誰かに届けたいものだから。

果樹農家の多い場所に住んでいて、
よく放送が流れる。
スピーカーを通した言葉というのは
音になって空気の中に散乱し
方角によっては全く聞き取れない。
私は農家でないので、霜予報や農薬の話も、
ただ聞いているだけなのだけれど。
言葉の先にはいつも耳を傾ける人達が
いるのだと気づく。生きていくのに

どんな言葉がお好きですか。
お茶しましょうか。
なんて、素敵な言葉の1つかもしれないね。
"貴方"のことを大切に思いながらね。
暖かいコーヒを淹れながら、
お互いにかけあう言葉…。
時々言葉を無くしている時は、
猫がそっと寄って来てくれるような
優しい言葉がいいな。



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