詩の現場

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生きる風景

2014-02-03 | 詩を歩く
このブログに、以前にも書いたことがあるが、
旧山梨日立建機㈱(現㈱日建)の雨宮清さんのこと。
雨宮さんの開発された対人地雷除去機の映像が、
いつも心の奥深いところにあり、甦る。

埋まっている地雷を除去した後に、
地雷除去機の後ろに装備された「リッパー」(鍬)が
荒地を耕し、生まれ変わった大地に、
人々が食物の種を蒔いていく光景‥。
地雷原を、豊かな実りある大地に変えていく様子。

又単に対人地雷除去機を輸出するだけでなく、
実際に地雷を除去し、機械の操作方法や
メンテナンスを教え、トレーニングを繰り返し、
現地の人達の仕事として手渡していく姿。

日本と地雷被害国を往復し、地雷が埋まった土地を、
豊かな緑の大地に変えていく雨宮清さんの仕事を、
心から、尊敬して止まない。

人間の戦いの後。そして、尽きない戦争への道。

本当に大事にしなければいけないものは、
生きるもの皆に共通するいのち、だと教えられる。

人間には、苦しいことがたくさんあり、
生きるとは、本当に大変なことだと思う。
でも、どんな時も、大地に種を蒔くように、
花や実を育てるように歩かなければ、と思う。

   雨宮清さん 地雷原が豊かな大地に復興されるために 



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