詩の現場

小林万利子/Arim 「詩のブログ」 詩をいつも目の前に
小林万利子/Arimの詩とエッセイと音楽Arim songs

光の氷片

2014-02-06 | Photo-ry (写真)
   


   今にも溶けていく氷片
   まもなく 跡かたもなく消えていくのだろうが
   たしかに 
   きよらかな水滴を閉じこめ
   ふりそそぐ光を包みこんでいた

   あの日の光を凍らせて
   輝きを 足元に届けてくれていた
   遠い天体の
   火星に残った氷みたいに
   美しい光の時間が記憶されていた



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