ちょこっと本音

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戦争と平和

2016年09月28日 | 観劇徒然草

NHKの秋の海外ドラマは、マスケティアーズ(パリの四銃士)から戦争と平和に変わった。
四銃士もかなり面白かったし、ルイ13世のころのお話なので、衣装の豪華さにみとれていた。
また何よりも、宝塚の昔の三銃士を思い出していた。

当時(っていつ?)、関西ローカルで花の指定席というTV番組があり、若手がでていたのだが、もちろん関東在住の私はみることができない。
関西の友達にダビングしてもらい、はっきりしない画面をみていたのだ。
そのころを思い出し、ダルタニヤンやアトス、アラミス、ポルトスに当時の若手スターの面影を重ねながら観ていた。

今度の「戦争と平和」は、星組公演で南風まいさんと榛名由梨さんの退団公演だった。
この公演がきまってから原作を読んだ。
ロシア文学なんて、名前からして面倒くさいしと敬遠していたのだが、これがなんと、面白くて面白くて・・・。
私の中の海外文学作品の中でのBEST1になった」。

アンドレイとピエール。
対照的な二人を軸に、ナポレオン軍との戦争を描いていく。
アンドレイは日向薫さん、ピエールに榛名由梨さん。
そのイメージがあるから、テレビ版の俳優さんは、ちょっとイメージ違い。
ひとつ救われたのはニコライを演じる俳優がまあ、ましだったことかな。

宝塚大劇場に観に行ったとき、地震があったのかどうか忘れたが、途中で舞台が止まってしまった。
音声がはいらなくなってしまったのだ。
ちょうど下手袖からマリコちゃん(麻路さきさん)が出てきたときだった。
暫く中断した。そのまま立ち尽くしているマリコちゃん。
ようやく幕がしまった。
マリコちゃんは一礼をして引っ込んだ。

20分くらいお芝居は中断して、中断した次の場面からのスタートとなった。
私の長い(?)観劇生活でも、このような事故は初めてだった。

また、ラストに一同が並び平和を歌い上げるとき、死んだはずのアンドレイがせりあがってきた。
そして中心に一段高く立つ。
その横に榛名由梨さん。
専科で辞めるって、こういうことなんだ。
真ん中に立てないんだ。
と、ちょっと悲しくなった。

そんな思い出のある「戦争と平和」。
「ダウントンアビー」までの繋ぎだと思うが、日曜日が楽しみになってきた。

コメント
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