a bientot (ア ビヤント）

この広い地球の何億という人の中から
ずーっと流れ続けている長い時の中から
あなたと偶然出会った
それはもしかしたら奇跡という言葉と
同じ意味を持つ出会いかもしれない

あなたはいつも光り輝く中から
夢を語り続け　愛を歌い続け
その素晴らしい時を共有できたとき
私は幸せだった

でも初めて出会った日は
別れの日までのカウントダウンの始まり

à bientôt　(ア　ビヤント）
またね
またどこかで会おうね
à bientôt

（さよなら公演でした）

宇宙人

もしかして
私たちは宇宙の果てのどこかの星で
一緒に暮らしていたかもしれないね
なぜならば
私たちは同じ感覚をもっているし
同じ言葉で話せるし

だから
きっと地球に来る前は
一緒だったんだよ

そして
私たちが元気になるのに必要なものは
薬ではなくて
たくさんのたくさんんの
おしゃべりだと思う

他の人にはわからない
私たちだけに通じる言葉があれば
わたしたちは
いつだって元気でいられる

ｂｙ　紫苑

夢

ぼくたちは
夢をかなえるために
生まれてきた
make a wish !
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　（ホスピタルチャンネルより）

私の夢は何だろう
小さいときに○○になりたいと思ったこと？
あの人に想いを伝えたいと願ったこと？
仕事が終わったら旅行に行きたいと計画したこと？

今の私の夢は何だろう
遠い未来の夢でなくていい
明日も晴れればいい　
家族と美味しく食事ができればいい
友達と楽しくすごせればいい

笑って　笑って　
毎日元気な　身体と心が取り戻せれること

それが夢



　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　紫苑

桜の木の下には

桜の木の下には
死体が眠っている

だから
桜の花は
寂しく　はかなく　美しい

だから
散る花びらは
彼の人の涙にもにて
はらはらと
想いをのせて飛んでゆく

　　　　　　　ｂｙ　紫苑

（という話をむかーし聞いたことがあるような・・・）

電話

久しぶりだったね
楽しかったね
いっぱいいっぱい笑ったね

元気かなとか
忙しいかなとか
いろいろ考えてついつい
遠慮してしまってた
そしてあなたも同じように
気をつかっていた

メールでチャットはしてたから
大体の様子はわかっていたけど

私たちのたくさんの言葉は
じゃれあって
はしゃぎあって
そして笑い声になった

楽しかったね
いっぱいいっぱい話したね
いっぱいいっぱい笑ったね

　　　　　　　　ｂｙ　紫苑

今年の花見はしだれもも

早稲田大学正門前からのびている道の真ん中は、大きなけやきの並木道。
そして桜ににた花が今満開となり、けやき並木を挟んでずーっと続く。

初めは桜かと思った。
でも木の高さは低く、一本の木に白、ピンク、白と紅のまざり、紅色とすべての花が一緒に咲いている。
それは「しだれもも」の花だった。

 
これはこのあたりで一番古い木。

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　アップで見るとこんな感じ。

そしてしだれももたちは、大好きな青空に向かい、深く深く息をする。
まるで春の陽光（ひかり）を、全部身にまとおうとしているかのように。

写真を撮り終わってふと後ろをみると和菓子やさんがあった。
私はやっぱり花より団子？
草だんご美味しかったです。

春

もし春のやわらかな光が
私の頭の先から入り
身体をまっすぐにつきぬける時

もし春の優しい風が
私のまわりをくるくると回りながら
通り過ぎていく時

悩みや苦しみをすべて
一緒に持ち去っていってほしい

そうすれば
私は春を
もっと好きになるだろう

　　　ｂｙ　紫苑