前の会社の仲間なので、最初は女子4人でお昼から合流して、ランチ&トークTimeを楽しみ、それから出かけた。
それでも、彼女の出番にはまだ早いのでと、会場近くでお茶&トークTimeで入ったら、知り合いのおじ様方にあってしまった。
この間、OB会であったばかりなのに、またしばし、おしゃべりを楽しむ。
だんだん雨、風がひどくなってきた。
それでも行くのが、OB会のメンバーのすごさ。
会場へ行くと、すでに何人かが来ていた。
友人は、日舞の道へ進みたくて会社4を年ほどで辞めたのに、その人柄に今でも皆が集まってくる。
藤間流の名取である彼女は、同じく仲のいい方と「龍虎」を踊った。
流派により衣装、化粧等など、さまざまだが、今回は、龍は銀の衣装で銀の玉、剣をもち、鬘は若衆のようなポニーテール。
友達は黒に下に金の虎のしま模様を描き、金の剣で、鬘はまとめ上げてあった。(なんというのかわからないので・・)
勇壮な唄にあわせ、龍と虎は舞う。
龍が舞うとき虎は動かず、虎が舞うとき龍は動かず、そして龍虎は雨を呼び虎は花道を通ってさがってゆく。
そのあと花柳流を二番みてお開きとなる。
花柳流は、華やかに緩やかに踊る。
藤間流は、強弱がはっきり見える。
友達が龍の舞いの時、ポーズを決め動かないで待っている時、歌舞伎をみているようだった。
やはりいいものはいい。
家庭を持ち、お弟子さんにお稽古をつけ、大変だったんだろうな。
でも、長く続けられる一つのものがあるのは素晴らしい。
私には、そんな誇れるものが何もない。
それを生きがいというのら、ただの抜け殻で毎日をすごしているようだ。
だんだん、雨、風がつよくなってきた。
一緒に行った人たちはそのあとご飯を(飲み)たべて、なんと午前様になってしまったらしい。
私は参加しなかったので、それでも9時頃に帰った。
もう、疲れて疲れてどうしようもなかった。
やはりまだ、身体は見かけだけの元気さしかないようだ。
(お花は飾ってあるのをもらってきました!)