ちょこっと本音

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エリザベート 宙組公演

2016年09月19日 | 観劇徒然草

エリザベート、いつ観ても大好きな、作品の一つ。
だからと言って、誰が演っても感激するわけではない。
今まで何人ものトートに出会った。何人ものエリザベートに出会った。
その中で、私が一番「死」を具現化し人間でないものを演じたのはマリコちゃん(麻路さき)だと思う。
そしてエリザベートはなんと言ってもお花姫、花總まりさん。
でも今回は、今私の一押しの朝夏まなとクンなので期待大で行った。

さすがに演技、歌、ダンスとも定評のあるまなとクンの舞台。
魅せてくれます。安心して楽しめます。
紫を入れたシルバーの腰まである髪。
冷たい「死」の視線。
エリザベートを人間界に返す場面、最初の子供のころと結婚後との表情がまるで違う。
トートが人間でないというところを表す一番の場面は、エルマーと握手をするところ。
その冷たさに驚くのだが、今一つ驚きが足りない。
気づかなければそのまま過ぎ去ってしまう場面。
そこがちょっと残念。

ここの組は、トップがレベルが高いので、組のレベルも上がっている。
だが、今回はさらにトップがレベルアップしていたのに、ついていけなくなっているような気もした。
でも、さすがに十分に楽しませてもらった。
ひとつ感じたのは、トートが少し力強過ぎる感じを受けたのだ。
もう少し、フワッ~とした妖しさがあってもよかったのでは。

とはいうものの、やはりエリザベートは面白い。

 

コメント
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