ちょこっと本音

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心の声をちょこっと文字に。

永遠物語

2013年09月13日 | 観劇徒然草

4月にバウホールでやった「永遠物語」のDVDができた。
友達から連絡がきたので、さっそく申し込んだ。
今回は、外部出演の方もいて、物語が面白いようにふくらんでいた。
でも、もう榛名サンは関西での仕事が中心になるので、私が観に行くことはないと思う。
だから、これが私にとっては榛名サンを観る最後の舞台。

原作は「無法松の一生」。
これを宝塚でやるといったときは驚いた。
しかしさすが草野先生・・・・・料理の仕方がうまいと唸ってしまったものだった。
歌も、楽しいのがあり、美しいのがあり、哀しいのがあり・・・・。
すべてが一つの世界を作り上げるのに十分だった。
本当に素晴らしい出来で、最後はもうみんな涙涙で席をすぐ立てないほどだった。

このあと月組でも再演し、主役の松五郎はもちろん榛名サン。
狂言回し役の敏夫を剣幸さんがやったのだ。

まさかまた観ることができるとは思わなかった。
想いを抱く吉岡夫人に花總まりさん、敏夫はなんと、振付に入った花柳寿楽さんが演じた。
松五郎の吉岡家(夫人)に対する秘めた恋慕が何とも哀しくて、観ているほうはあちこちでグスグスとしている。

私が宝塚に入ったきっかけを作ったのはもちろん榛名由梨さん。
源氏物語だった。あ、そのまえのクラシカルメニューが最初だった。
そして、宝塚を辞めてからも出る作品はいろいろと観ていた。
でも宝塚の中でもいろいろな人がでてきて、そちらに夢中になったり、私の生活も変わってゆき、外の(宝塚以外)舞台はあまり観ることもなくなった。

だからたぶんこれは私にとって最後の舞台のDVDになるだろうから、記念に申し込んだ。
着いたら、タオルを持ってゆっくりと観よう。

コメント
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