グレープ

今、ＮＨＫの深夜枠（０：００～）頃に「今夜も生でさだまさし」というトーク番組をつきに度くらいやっている。
各地方の放送局へ行くので「生」というところが地方名になったりもしているが、このお便りのしゃべくりが面白くて、つい、夜更かしをしてしまう。

昔のグレープ時代の時はあまり知らなくて、「精霊流し」を初めて聞いた時は女性シンガーかと思ったほどだった。
そしてグレープが解散してから、さだまさしさんのファンになり、しばらくレコード（当時はＬＰ）を買ったけれど、そのうち宝塚に走ってしまい、レコードは全部処分してしまった。
ましてやもっていてもプレーヤーはないけれど・・・。
そして今また、さだまさしさんにというか、グレープ時代にどんな歌を歌っていたのかとＣＤを探しに行った。
ちゃんと全曲そろっているのがあった。
でもそのときは疲れていて早く帰りたくて、きっと残っているだろうからこの次買おうと思い帰った。そして先日行ったらない。ない、ない、ない。
売り切れていた。
どうやら私と同じような感覚の人がいるらしい。
手ぶらも悔しいので「三年坂」というライブのＣＤを買った。
ライブ当時は発表していなかったが、奇しくもこれはさよならコンサートのＣＤとなったのだ。
これは当時売り出した時にカットしたのもいれての完全版だった。（ラッキー)

さっそくウォークマンにダビングをする。
曲はクラシック的なフォーク的な、詩は甘く楽しく、そしてトークが面白い。
なんだか遠い昔の自分にあったような感じがした。
今は電車の中でこれを聞くのが楽しみになっている。