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まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

ナナカマドの実と山ぶどうの葉

2023年11月03日 | ダーチャ

北杜市にいっていた夫が帰ってきました。

      

今回は柿と野菜などのほか、私にとってはナナカマドの実がうれしいおみやげでした。   

木になっている時はたくさん実がついているのだけれど、採って持って帰るうちに落ちてしまうのだそうです。

そういう時期なのでしょうね。

しいてある大きな葉がなんの葉か 分からなかったのですが、山ぶどうの葉なんだそうです。

表はえんじ色、うらはさわると気持ちのいいフェルト状です。

山ぶどうといっても山から採ってきたものではなく、ずっと以前に庭に山ぶどうがなるといいなとカタログで買いました。

しかも2本も。ところがしっかりした蔓がのびることのびること。夫が作ったぶどう棚ではとうてい足りませんでした。

ネットにはヤマブドウの葉は10cm前後と出てますが、今 計ったらこの葉は25cmありました。

なんせ25cmの葉っぱですものね。棚におおいかぶさるので日が当たらず実はほんの少ししかなりません。去年ずい分刈り込んでしまったのですが、相変わらず葉を伸ばしていたのですね。こうしてみると、みごとな、でもちょっと不思議な葉です。

ナナカマドの実房と山ぶどうの葉っぱをおみやげにするなんて、さすが私の好みが分かってますナ(笑)

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庭は栗の実とイガだらけ

2023年10月06日 | ダーチャ

予想どおり、栗の木はおおかたイガを落としていました。

    

その結果、庭はイガだらけ。よけながら道を歩くとよろよろします。(イガがなくても?)

    

今落ちたわけではないようで、イガにおさまっている実はほんの少しで、

ほとんどの実がイガから飛びだしています。イガから実をとりださなくていいので、楽です。

虫食いの実をよけて、拾った実 ↓ 

 

庭には家の前の大きな木以外に栗の木が3本あり、こちらは届くので夫が枝を切ります。大きな木は

枝をはらわれることもなく、気持ちがいいほど自由に枝をのばしています。

家の中から眺めながら、この木は庭の主みたいなものだなと思ったことです。

  

ベランダに出て南アルプスを望むと、栗の木の枝が額縁のように伸びています。

(今日はもう北岳は冠雪しているでしょう。)

  

ナナカマドは紅葉がはじまっています。ナナカマドって一斉にではなくて、ばらばらとしかも色もばらばらに紅葉するとロシアの本にあったような・・・

     

これは ↓ カリンカこと、カンボク(肝木)です。

車道沿いの木には真っ赤な実がなっているのに、うちの実はオレンジ色が多くなっています。

それは栗の木のせいで日陰になってしまったからだと夫はいってます。

 

今回は栗拾いとイガの片づけにかかりきり、道はだいたい終わりましたが、あとはやりかけです。

降ったりやんだりの雨の中 栗の木にバイバイして、帰ってきました。

  

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雑草に埋もれていました

2023年09月07日 | ダーチャ

夫は時々出かけていましたが、私は久しぶりに北杜市の家に出かけました。   

       

庭は雑草におおわれ、

    

栗の木は実のイガにおおわれていました。

       

雑草の中から夫がダリヤの花を採ってきました。

夫はこの大輪ダリヤにかけてはベテランで、晩秋にほりあげ、春に植えて、

毎年ダリヤは庭のあちこちでみごとに花を咲かせます。それも秋おそくまでずっと。

    

涼しい日もありましたが、やっぱり蒸し暑い毎日に、鎌での草刈りはあまりはかどりませんでした。

和製Angelicaこと、ホッカイトウキを植えたのは、去年だったでしょうか。

一株だけ根付いて、花を咲かせていました。今年は花の時期に来なかったのですが、

根元に種から生えた小さな小さな葉が出ていました。うれしい!

   

帰宅する日に戸締りをしていたら、コクワガタを発見。メスです。

     

網戸はしているのですが、別の日にカマキリとツユムシをつかまえて、外にはなしました。

生き物には雑草におおわれた庭は居心地いいかもしれませんね。

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「別荘大好き」

2023年05月20日 | ダーチャ

4月30日喘息で呼吸困難になって救急車で緊急入院した夫は翌週火曜日に退院しました。

その後入院前と同じくらい元気をとりもどした様子で、1週間たった今週火曜日に「野菜の苗を植えるので、行ってくる」と

ひとりでダーチャに出かけてしまいました。さすが「別荘大好き」の夫です。

予定していた苗を植え終わったようで、今日無事に帰宅しました。

これはおみやげの花々です。

     

 

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シラーシベリカは逞しくふえていました

2023年04月07日 | ダーチャ

春霞の向こう、朝の南アルプスの山々です。

   

着いた日には閉じていたナナカマドの葉が開きはじめました。ナナカマドの葉も花も実にもきりっとした美しさがあります。

   

去年落葉や枯草をかたづけて、草取りをしたこの一画でシラーシベリカの花が咲いていました。

集まって地面を青色に染めているところが何か所か、一株に花を複数つけた株、ぽつんぽつんと花をひとつつけて咲いている株も蕾はわずか、といって緑色の実はまだつけず、ぜーんぶが花でした。

   

近づくと、こんなです ↓

    

落葉の山の上や囲いの枕木の外でも花を咲かせています。

前の家の境近くの落葉の上でも見つけました。

    

可憐なシラーシベリカですが、株と種で年ごとにふえてゆく逞しさをもっていると知りました。

ロシアではどこまでも青色の花でうめつくす春告げ花パトスネージニクのひとつです。

白花もあります。

    

左下の 緑の細い糸のようなものは、実生一年目のシラーシベリカです。

去年の秋、アネモネの球根を植えました。咲いていました。         

サンシュユの花はそろそろ終わりです。椿の木も大きくなりました。

   

コブシとマグノリア。

   

その先にはYさんの庭のみごとなしだれ桜が満開でした。

   

咲きはじめた水仙の花を思い切り摘んで、持ち帰りました。

   全部で水仙何本?   

   

数えたら48本でした。てっぺんの口紅水仙のような形の水仙は、作家チェーホフが好きだったジョンキル系の水仙です。

ジョンキルが好きだった理由は、きっといい香りがするからでしょう。19世紀の地主屋敷には香りのある植物が好んで植えられました。

これはふつうのラッパ水仙。ラッパ水仙が好きです。 

   

お正月に探していたピーターラビットのお皿を持ち帰りました。こちらは水仙25本です。

 

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今年のクリスマスツリー

2022年12月14日 | ダーチャ

今年のクリスマスツリーはこの一枝です。

   

先週持ち帰って、玄関にほっておいたのですが、クリスマスホーリーと花瓶にさしました。

標準和名はドイツトウヒで、ドイツの黒い森(シュヴァルツヴァルト)の主な樹種ですが、ドイツには移植されたのだそうです。本来はヨーロッパ北・中部に分布する北方系の針葉樹です。オウシュウトウヒ、ヨーロッパトウヒとも呼ばれ、最近ではこちらで呼ぶ方が多いかもしれません。

小さな木をクリスマスツリーにします。翻訳では「モミ」とされることが多いのですが、学名Picea abies のabiesはラテン語で「モミのような」という意味ですから、よく似ているのでしょうね。英名は Norway spruce です。

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ガマズミの実

2022年12月10日 | ダーチャ

午後4時半 雪をかぶった北岳が夕陽に染まりました。

   

今回も庭の片づけです。

今年早い時期に私が草取りをしてから、かんかん照りの場所などからクリスマスローズをここに集めました。

夏は木陰であまり日の当たらない場所です。まあまあ、元気みたい。

   

一面の落葉の上でガマズミの実が目立ちます。

   

肝心のガマズミの木があまり写っていませんが、枝についているのは大型の蛾 クスサンの繭で、庭のあちこちで見かけます。

春にはたくさんのクスサンが孵っているのでしょうが、今まであまり通ってこなかったので私は見たことがありません。幼虫は長くて白い毛の生えた大きな毛虫で、シラガタロウって呼ばれるんですって。

つやつやしてみずみずしかったガマズミの実はしぼんでしまっていたのですが、持ち帰って

       

ホワイトリカーに漬けました。

   

ちょうどテレビのニュースで、栽培されているガマズミの畑が出てきました。

収穫した実をしぼって、びんづめの「ガマズミジュース」にして、出荷するのだそうです。

すごく酸っぱいそうで、何につかうのかなと思っていたら、

「・大根を漬ける時に用いる。「赤漬け」は長野県戸隠村でよく行うもので紅色に染まり、実の酸味がついた大根漬けとなる。

 ・ジュースやキャンディ、酢、ポン酢、果実酒、ジャム、ゼリー、健康ドリンクなどに商品化されている」

ウィキペディアにありました。

ガマズミはカリーナ(カリンカ)と同じカンボク(肝木)の仲間です。原産は日本をはじめ東アジアですが、ウクライナでは種が種袋に入れて売られています。 (今はガマズミどころではないですが。)画像の種袋にはエレーナ、ナタリー、ナオミなどと品種名が書いてあります。ロシア製みたいですね。

ちなみに栽培法などにはこれらガマズミが「マイナス29℃まで耐寒性あり」と書いてあります。

    *北海道各地ではクスサンが大量発生しているそうです  

 

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去年種を蒔いたラベージはウクライナで惚れ草として知られていました

2022年11月29日 | ダーチャ

去年の11月2日のブログに「ラベージとアンジェリカを蒔いてきました」とあります。

あのころ、ラベージ(ロシア語ではЛюби́сто́кリュビーストク、リュビストーク、アクセントはどちらでもいいそうです)に興味をもって、育ててみたいと種を買って、蒔いたのでした。

     

楽しみにしていたのですが、結局ラベージもアンジェリカもひとつも芽を出しませんでした。

あとから、この種袋のように外国製の種から芽を出させるのは難しいと知りました。プロの園芸家でも成功して、1芽とか2芽とか。

私のように毎日世話をすることのできない庭に蒔いて芽を出させるのはとても無理だったようです。

それで今、ラベージは記念に種袋だけ残してあります。

かつてウクライナでラベージは惚れ草(惚れさせ草)として知られていました。リュビーストクも愛の草の意味ですし、英語でもlove grassの名があるそうです。

日本で種でなく苗を手に入れることはできるでしょうか。苗を扱っているところを知っている方は、ぜひ、コメントで教えてください。

写真を見ると、セロリそっくり、2メートル越えの株もあるとか。画像一覧 

ラベージ (ロベージ、ラビッジ、ラベッジなど)学名 Levisticum officinale

 

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10月はイガで、11月は枯葉

2022年11月19日 | ダーチャ

着いた日の夕方の山々。

何日後かの夕方。

この風景を見るときは遥か彼方に思いを馳せて、ゆったりとした気分になります。

でも、庭となると、

左側は栗(山栗)の木です↑。庭の真ん中で枝を広げています。

     

                                   栗の木↓

10月は栗のイガと実が庭にふりそそぎ 今回は落ち葉が庭の一面をおおっていました。

イガも落葉も拾っていない場所はこの状態。↓

草取りをするにしても、まず栗のイガを拾ってからでないとできない状態です。

イガを拾って、草取りをしたルナリアとカウスリップの花壇。ブロックで仕切るのが我家流(笑)

今回夫は木々の枝をはらい、

私はこの部分↓の草を鎌で刈り終えました。

ここのイガは前回大方拾い集めておいたので、今回は草刈りだけですみました。

枯れた雑草と落葉とイガをかきわけて、庭の南端に辿り着き、山々を望みます。

真ん中が甲斐駒。

庭の隅に空のコンポストがあったので、枯葉で腐葉土をつくろうと夫に移動してもらったのですが、

設置するにもまずは周辺の草取り。

以前枯葉で腐葉土をつくろうとしたら、翌年になっても枯葉のままだったのを思い出し、調べてみました。

水とぬかをいれるそうです。次回来るときはお米屋さんからぬかをもらってくるつもりです。

畑のわきで菊が咲いているのを見つけて、摘んで、

持ち帰りました。

    

八王子の家に帰った翌朝気づいたら、右目の白目が真っ赤です。

調べたら結膜下出血というそうで、ほっとけば1~2週間で治るとあります。

上の姉が何度かなったことがあったので、聞いてみたら、「庭の草取りをしたときなった」とのこと。

さすが、姉妹であります。

日頃鍛えていないので、帰ってきて2日たった今も足がだるいです。

いや、おばあさんはこれからが本番?

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アマガエルとカエルのお皿

2022年09月18日 | ダーチャ

今日(18日)は雨が降ったり止んだりの一日です。

先週は草の生い茂るダーチャに行ってました。

夫の「草がすごいぞ」の予告はまったくまったくその通り。すごい草でした。

庭は道の草取りをすると感じが大分ちがうので、まず道を電動草刈り機で刈りました。

   

電動草刈り機は夫、私は最初手で抜いてましたが、途中から鎌で刈り取りました。

   

門扉脇の草取りをしたら、コルチカムの花があらわれました。コルチカムの花ってほんとにすてきです。

ロシア(書くのも今は躊躇しますが)では「秋の雪割草(ポトスネージニク)」とも呼ばれます。

   

 

草取りをしているとアマガエルの鳴き声をよく耳にします。

今日は2匹が玄関の階段の柱の穴にいるのを見つけました。何しているんでしょう?

   

2階の網戸の外にも発見!

   

この窓にはよくいるそうで、前に夫が窓をしめよう木の上に放り投げたら、また戻って来たとのこと。

うちの地所には池も水槽もないのですが、アマガエルはどこで卵を産んで、オタマジャクシはどこで育つのでしょうか。

(すぐ近くに川はあります。)

思いがけない場所にいるアマガエルを見て、かわいいなって親近感をもったせいか、今まであまり関心がなく飾っておくだけだったカエルの絵柄のお皿を手に取っていました。

      

楽しいっていうか、おもしろい。2つだけでなく、カップやおちょこなど、もっとあります。

義母の女学校のクラスメートの息子さんのお嫁さん、イギリス人陶芸家ジルさんの展示会で義母が買って、プレゼントしてくれたものです。

ネットで検索してみました

ジル・ファンショー・カトウさん。イギリスで日本人のご主人と暮らし、今も活躍されているんですね。

アマガエルのおかげで義母のことをなつかしく思い出しました。

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山椒の実

2022年06月24日 | ダーチャ

先週数日行ってきました。

これは朝4時すぎの山々。

 

窓から見るナナカマドの木に真っ赤な葉がぽつぽつとあります。

紅葉ではないですよね? 6月ですもの。

   

全体を見上げると

 

栗って梅雨時に咲くのですね。おそろしいばかりの数の花のつぼみにおおわれています。

雄花と雌花があるそうですね。

栗の木のしたでバーバスカムが咲きはじめています。これは今年5株苗を買いました。

相変わらず、うちの庭のシンボル?の棒があちこち立ってます。草取りしたから、棒がなくてもなにが植わっているかわかるんですけどね。

庭の向こう側は道なのですが、道ちかくに棒つきで生えていたツリガネニンジン2本のつぼみのついた上部分がシカにたべられていました。そばに大きな足跡がついてました。

お隣りは出てきたばかりのトウモロコシの実になる部分を食べられたって言ってました。

 

さて、今回は山椒の実を収穫にきました。

山椒って、収穫の時期がむずかしいんです。以前よく知らずに、苦労してたくさん採ったのに、なかの種に黒い皮ができてしまっていて、つかいものになりませんでした。

今回はちょっとおそいけれど、まあまあです。

大きく育った畑の山椒の木から採りました。

処理の仕方をスマホで検索して、ゆでてから水につけて、1回ごと使う分をラップでくるんで、冷凍しました。

   

帰る日に採った分はゆでずにそのまま。冷ややっこ、煮物、ときにサラダなどにいれてます。

   

 

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咲いていたのはキングサリとカリーナ、クサノオウ・・・

2022年06月09日 | ダーチャ

5月末 緑に囲まれた庭ではキングサリが鮮やかな黄色い花を咲かせていました。

 

 

キングサリはもう一本あって、こちらは背の高い木々の間で咲いていました。

リビングの西側の窓からよく見えます。

           2021.5.23

 

何日か泊まっている間にだんだんに開いて目立ってきたのはカリーナことカンボク(肝木)の真っ白な花です。

 

カリーナはけっこう大きな木に育って、あたりに広げた枝に白い花をガクアジサイのように中心を縁取るように囲んで咲いています。

 

夫は雑草に埋もれた草花に支柱を立てます。支柱があちこちに立って、それも曲がったり折れたりしているのもあって、この庭のユニークな(ダサいとも)アクセントとでもいえるものになってます 

これは大好きなヤナギランです。

あとひと月もたたないうちに咲きだすでしょう。たのしみです。

家のうらでは野草のクサノオウが群れて、これまた鮮やかな黄色い花を咲かせていました。

クサノオウってご存知ですか。茎を折るとオレンジ色の乳汁が出ます。

クサノオウはツバメの飛来と同時に花を咲かせ、ツバメはこの草の汁を集めて盲目のヒナに視力を与えるとの古代ローマの伝説があるとロシアの本で読んだことがあります。日本ではあまり知られていない伝説ですね。

1回目の開花でクサノオウは実を結び、もう一度ツバメが南に帰る時期に花を咲かせるとも書いてありましたが、日本ではどうなのでしょうか? 気をつけて見ることにしましょう。そう思っても、たいてい花が咲き終わると忘れてしまうのだけれど。クサノオウは毒草です。それで私もあまりさわりません。

中世ヨーロッパの錬金術師たちはクサノオウの金色の根を用いて金属を金に変えようと実験を繰りかえしたそうです。根が金色? ほんとうかどうか、次回来た時に引き抜いて調べてみて、結果をブログにのせますね。

 

5月初旬にあちこちでハナダイコンに似た赤紫色の花をつけていたルナリアは「大判草」の和名の由来である丸くてぺちゃんこの小判(大判?)のような莢をぶら下げています。(種が透けて見えます。)

     

                    ↑ここも草取りをしました。

       私の窓下に小さな5センチくらいの丈のルナリアが生えていて、ひとつだけですが

       ちゃーんと小判をつけているのには笑いました。強い植物なのですね。

 

今回の滞在中カッコウがずーっと鳴きつづけていました。

カッコウの声を聞きながら、草取りに精をだしました。

 

成果です

咲き終わったカウスリップの花壇。2年草のルナリアの一年目の苗が生えていますね。

↓ここは今回の誇るべき?成果であります

       ↑ここに生えていたユリとギボウシが鹿に食べられていました

草の下に隠れている栗のイガとからまりあう草の根に手こずって、ずいぶん時間がかかりました。

かつてこの囲いの中にはセイヨウオトギリソウが一面に生えて、花を咲かせていました。

それがある年に急に消えてしまったのです。セイヨウオトギリソウは私にとって特別な草だったので、そのときはほんとうにがっかりしました。

消えてしまったオトギリソウはジュリアを預かった私が通わなくなってしばらくたってから、庭のあちこちの道などに姿を現すようになったそうです。以来夫は毎年オトギリソウを持ち帰ってくれました。

ところが私が通うようになった今年、姿を消してしまったとは、不思議な草です。

 

草取りをして気づいたのは庭のあちこちにチゴユリが生えていることです。

この庭のチゴユリも家のももともとはここの近所のYさんのお庭に生えているのをもらったもので、ここは生まれ故郷ともいえる土地ですので、当たり前のことかもしれません。

庭のあちこちに全体的に生えているのがチゴユリでよかったです。 

                                  

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窓辺のナナカマド

2022年05月26日 | ダーチャ

私の部屋のすぐそばにナナカマドが植えてあります。

この木は、ナナカマドにあこがれてベランダの植木鉢で何年も育てていた木を20数年前この庭に植えたのでした。

今では屋根を越えるほどに高く伸びています。

私の部屋の窓からは咲いている花やつぼみがよく見えます。

  窓を開けると目の前におおきく枝を広げるナナカマドが・・・・

            花が見えますか。

「窓辺のナナカマド」・・・・・ベラルーシのニコライ・オメリシュクの文がうかんできます。

 

     窓辺のナナカマド  ニコライ・オメリュシク

   
 わたしの窓辺に一本のナナカマドが生えている。その木には新年直前まで
実の一部がなりつづけていた。実際には雨や凍てにいためつけられ、実は黒
ずんで、もうそれほど鮮やかでも美しくもない。だがそれでも十二月のぬか
るみやうす暗さのなかでは目に立つあでやかさ。まだこのナナカマドには
緑の葉の間で真っ赤に房が燃えていた晴天の九月の日々にはじまった秋の
記憶がつづいている。

 祝祭にあらわれるお客たち、真っ先にシジュウカラたち。はじめはわたし
が窓敷居に撒いたもてなしのカボチャの種を試食した。そのあとでなかの
一羽が木に飛び立ち、実をいくつかついばんだ。シジュウカラについで、
ウソたちのお出まし。やっぱりナナカマドを試して、となりのカエデの種子を
食べ出した。

 こんどはもっと大きい鳥がお出まし――ツグミだ。なんといってもナナカマドは
ツグミたちの好物なのだ。枝にとまって、がつがつとついばむ。下を通るひとに
驚いて飛び去り、でもすぐに舞い戻ってくる。

 物乞い屋のスズメたちがほかの鳥を見て、まねして実の味見をしてみる。でも
これがおいしいなんて、さっぱり分からない。他の場所に獲物を探しに消え去った。

 ・・・それぞれの窓辺に生えるナナカマド、あるひとには美しさを、別のひとには
よいことを運んでくれる。
 
  (すでに2014年の1月19日のブログにのせてあるのですが・・・・)
 
これは実のついたナナカマドを書いていますが、木の姿も葉も花もナナカマドって端正で、美しい木ですね。
 
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あたりは緑一色

2022年05月26日 | ダーチャ

5月上旬北杜市の家にいっていました。

1週間ちかく一度パン屋さんに買い物に出かけただけで、ほとんどを庭の草とりをして過ごしました。

八重桜の関山が咲き終わり、

 

庭の真ん中に生える栗の木の葉が出はじめていた。緑に透けて、空が見えます。

 

 あたり一帯、緑・・・・ ほとんどが雑草?

 

 

  ↑ ショウブです。端午の節句に1日おくれで、この日しょうぶ湯にしました。

 草とりをしたらあらわれた鈴蘭です。雑草に負けない強さがあるんですね。

 

 

 ルナリアが庭のあちこちで咲いている。

 

 カウスリップの花を見ることができて、うれしい。

 

     大株のルバーブ。

     

ルナリア、カウスリップ、ルバーブともに庭をはじめた20数年前に植えたもので、

消えてしまった草花も多いなか、残っていることは丈夫さの証明です。

ずっと来つづけていた夫が世話してきたボタンがちょうど咲きました。

 

 

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シラー・シベリカが庭の一画で広がっていました

2022年04月14日 | ダーチャ

春霞のかかった山々。

晩秋から冬にはくっきりと見通せた山並みがかすんで、雪をかぶった遠くの北岳が冬より近くに見えるのが不思議です。

白いからでしょうか。

  

ベランダ前の落ち葉に埋もれた庭の一画でコバルト色の花があちこちかがやいています。

シラー・シベリカ!  

けっこう離れた場所にも木枠をこえて道にも生えています。

いったい いつの間に?  よく見えるように枯葉を片づけました。

(2019年4月9日のブログに出ていました

 

わが家の桜といったら関山なのですが、今は若い頃の私の好みらしきこんな桜が咲いています。  

娘が注文したマグノリアも大木になって咲きだしていました。  

水仙は咲き終わりそうなもの、咲きはじめているもの、まだつぼみだけのものがあちこちにあります。作家チェーホフが好きだったというので植えたジョンキル系はちょうど満開。ジョンキルはみないい香りがします。ずいぶん前に植えたのですが、ふえも減りせずに咲いていました。

いろんな水仙を一本一本とはさみで切っていって、たーくさん摘みました。

花束をつくって、おとなりにあげました。ジョンキルもいれたのでいい香りの花束ができました。  

家にかえってから、持ち帰った水仙を隣の姉にもあげました。

まだたくさんあるので、夕飯前に花束をしあげました。

 

花束にするとそうたくさんの水仙をつかっているようにみえないのですが、ざっと何本だと思いますか。

自分では20本くらいかな? 数えてみたら、なんとおどろいたことに40本でした~

あまったというか、使わなかった水仙。 

真ん中のジョンキルは花束に一本いれたのこりです。ジョンキルはチェーホフにあやかって植えたものですが、あとはみなラッパ水仙です。ラッパ水仙が好きです。

マグノリアの枝も夫がきってくれて家に持ち帰ったのですが、つぼみがいくつもぽろぽろとれてしまって、こんなです。枝が二又、二又と分かれているのですね。     

 

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